新大陸への誘い

 If it measures good, and sound bad, it is bad.
ファインメット関連
頒布先

GS-1の低音部についての私の勘違い #timedomain

タイムドメインで音を正確に放出するためには、被駆動部の質量を小さくしているとのことです。これは直接放射型のユニットにあてはまることで、私は、GS-1の低音部はホーン形状をしているものの、ユニットの構造は直接放射型と同じと思っていました。

そのためGS-1のウーファー部分がYoshii9やminiと比較してなぜ大型なのかということをtwitterで由井さんに質問いたしましたところ、

Yoshii9 ♬♬あれはコンプレッションドライバー。直接放射型のウーハーとは全くちがいます。前にプラグもあります。

とのお返事をいただきました。これまでこれだけ大きいコンプレッションドライバーを見たことも無かったため、GS-1の低音部のユニットがまさかコンプレッションドライバーとは考えてもいませんでした。なにげなく
GS-1のカタログを見ていたところ低音部の説明にはコンプレッションドライバーという言葉が使われていました。

★★★★★★

GS-1

GS-123









http://page.freett.com/knisi/gs-1.htm
2本の低域ユニットは,公称口径28cmですが,実口径23cmのコーン型で,比較的口径が小さいユニットですが,これに直径10cmという大口径ボイスコイルを組み合わせ,マグネットにもこの当時入手可能であった ものの中でも最大級の直径220mmのものを搭載し,Q=0.3という低い値に設定し,トランジェントを向上さ せて低域の遅れをなくしていました

★★★★★★

 
コンプレッションドライバーと直接放射型ユニットの違いを理解していなかったため、webで検索してみましたところ下記の説明がございました。

★★★★★★
http://www.mnsv.co.jp/sakaiki/images/joron.pdf

kダイアフラムで発生する音エネルギーを、ホーン
のスロートの入り口において位相を同じにすることによってホーンから出てくる音エネルギーの効率が最大限になるようにするため、コンプレッション・ドライバーにはフェージング・プラグと呼ばれる機構がある。(左構造図を参照)。
フェージング・プラグは、コンプレッション・ドライ
バー内部でスムーズな音波の流れができるようその最終開口部まで注意深く作られた導管がある。広い再生周波数特性、高い効率を備えたコンプレッション・ドライバーを製造するには、製造原価の高騰につながる複雑な形状を備えたフェージング・プラグを必要とする。
★★★★★★

ホーン式がなぜ良いかということは、タイムドメインさんのサイトに分かりやすくまとめられています。

~高忠実度再生への新しいアプローチ(1)~

http://www.timedomain.co.jp/tech/hifi01/hifi01.html#LITTLE_DISTORTION


さらに由井さんから下記のコメントをいただきました。

Yoshii9    ♬♬コーンは大人が乗っても潰れない。ボイスコイルは80mm径。

確かにGS-1のコーンですが硬いです。どういったらいいのでしょうか、たとえが悪いのですが、硬質プラスチックのような材質です。

さすがに、外して乗ってみようとは思いません。

勉強になりました。

《番外》 タイムドメインミニ(ダックスフンド編) #timedomain

このサイト《感動呼ぶ自然な音を》

~試作品は百を数えた。求める音は出たが、スピーカーを宙づりにしたり、外側を発泡スチロールにしたりと、どれもが市販品とは言いがたい形になった。~

との記載がありました。「なりふりかまわなければよい音にはなるが、市販品とは言いがたい形になる」と自分勝手な解釈をして、タイムドメインミニから発生する余分な音をできるだけなくしてやろうとした結果・・・

ここまでやるか












こんなんになってしまいました。(^^)ヾ

以前記載したこと重複しますが施した処置を羅列します。
(鉛の数は省略)

1.ACアダプター配線鉛制振
2.ラインケーブル制振
3.右チャンネルライカル線化
4.ユニットコットン貼り付け
5.殻内部コットン貼り付け
6.殻外部鉛貼り付け
7.アンプ部独立
8.アンプ部ゲル制振
9.麻ひも宙吊り
10.背面ポート消音(マフラー取り付け)
11.殻外部レッグウォーマー消音
12.脚部重量増(鉄板乗せ)
13.スピーカーケーブル途中皮膜はがし
14.スピーカー前面反射音吸音
15.マフラー表面布による消音
16.リスニングポイントへの精密位置出し
17.アンプ基板裏側ボンドによる補強(現状は部分的)
18.コンデンサー鉛貼り付け(現状は部分的)
19.前面ボルトトルク調整
20.・・・・・他少数・・・

これを、鉛で制振処理したiPod Dock経由で48khzでサンプリングしたWAVファイルを再生してます。

嫁さんいわく、ダックスフンドだそうです。(笑)

結果、上記にもございますが、市販品とはいえない形になりました。(冷汗)

音は言わずもがな、少しではあります音質向上してると思うのですが、あまりに一度にやりすぎてもとの音を聴かないと分からなくなりつつあります。

ソファーに横たわって音楽を聴くと、床に設置してあるのにもかかわらず、音がなぜか2mの付近まで定位するとともに、雰囲気の音は天井、自分の横にまで再生されます。こうなってくるとGS-1のミニチュアバージョンとよんでもいいぐらいの再生雰囲気です。

明日から週末まで出張ですので、いじることはできませんので週末に純正そのままのミニと比較してみます。

由井さん。ミニをこんな姿にしてしまってすみません m(_._)m

ひとりごと



「リスニングルーム」
由井さんはおっしゃいました。 無垢の大理石の鏡面仕上げの部屋(インド)は最高の音。音が完全反射すれば音はにごらない。今一番簡単にそれに近い環境をえるには、コンクリートの打ちっぱなしの部屋を鏡面仕上げすることとのこと。
昨年自宅をコンクリートで作った。このことをもう少し早くきいていれば、内装はしなかった。たしかに、内装の貼られていないコンクリートのみの部屋は残響はするものの、良い心地の残響だった。
いつかは全部内装はがしてやると心に誓った。
今はタオル地での吸音による対策がメイン。本棚、PDP、ソファーなど殆どのものにタオル地の布が掛けてある。
由井さんにSkypeで部屋をみてもらったら「たいそうなことになってますね~」とのお言葉だった。非常に微妙な返答だ。


「タイムドメインミニ」
ミニの潜在能力の一部を解き放ってやった。以前所有していた巷でいう高級オーディオの音がおもちゃのような音に思えてしまった。
見た目とのギャップはそうとうなものである。だれもこの小さなスピーカーで16畳の部屋を音で満たすことができるとは思わないであろう。
そんなミニでもGS-1の前ではひれ伏さざるを得ない。次元が違う。

東急ハンズなどで販売されているが、あの陳列方法では本当のよさは分からない。きっちりとした試聴室であの音を聞かせたら殆どの人は衝動買いするだろう。

基本性能が素晴らしいので、改造ベースにもってこい(ヲイヲイ~)
やりすぎると、こわれる(当たり前) でもやりたくなる。(冷汗)


「鉛玉による制振」
由井さんのお宅のGS-1のスピーカーケーブルには鉛玉がついていた。素晴らしい音をしていたが、それが鉛玉の効果かどうかはその場ではわからなかった。
翌日、まず一袋鉛玉を釣具屋で購入しSONYの安物のRCAケーブルにとりつけた。誰でもわかるほどの違いだった。そのまま、釣具屋に逆戻りし鉛玉を買い占めた。そして釣具屋からはスプリットショット735-2はなくなった。私は帰りしなに「仕入れておいてください」と御願いをした。すると店主は「そんなにたくさん、なににつかうのか?」と尋ねた。私は「ケーブルの制振」とだけ返答した。店主は「そんなことにもつかえるんだ・・」とつぶやいた。多分理解していないだろう。鉛玉自身もまさか釣り糸でなく、電線につけられるとは思ってもみなかっただろう。しかし万能。正露丸のようなものか(爆)


「GS-1」
 Q1:高いか安いか? 
    A:安い。もう一セットほしいがみつからない。
 Q2:音は良いか?
    A:良い。良すぎてどれぐらい良いか分からない
 Q3:大きいか小さいか?
    A:小さい。ホーン式としてはコンパクト
 Q4:メンテナンスは?
    A:コンデンサーぐらい
 Q5:かっこいいか?
    A:かっこいい。機能美
 Q6:悪いところは?
    A:もう作れない。この音を聞ける人が少ない。
 Q7:良いところは?
    A:全部


「スピーカーケーブル」
抵抗値は高価なものも安価なものもあまり変わらない。極太にしたからといって抵抗が下がる量は50歩100歩。抵抗値はある一定以下であったら音質は変化しない。抵抗をいれてみれば一目瞭然。
抵抗が高いとスピーカーの電磁ブレーキが作動しないため、音がボケボケになる。調子に乗って80μmのスピーカーケーブルを作ったが、抵抗値が高すぎて失敗した。1mを5本つないだものを4セット。作業時間は8時間であった。今では...懐かしい思い出だ。


「80μmラインケーブル」
由井さんに「ラインケーブルも柔らかくて細いものが良い」との話をお聞きした私は、こともあろうにライカル線の80μmの芯線でラインケーブルをつくってしまった。これが、幸か不幸か別次元の音。触るときれる80μmラインケーブルの第一号ができた瞬間であった。是にカシメる鉛は735-2じゃなくて6Bのガン玉。735-2は切れている部分の中央が凸凹になっているので、カシメるとそこできれてしまう。この音は由井さんのお墨つき。


「ガン玉自身制振、保護」
ガン玉は電線の振動を抑えると同時に、他のものの振動を電線に伝えてしまう。これらのことを一気に解消してくれるのは、化粧用コットンだ。
これを薄くはいで、鉛玉を中央にのせて、鉛玉の端から両側に生えだしている線と一緒にミルキーのようにコヨルだけ。簡単な方法ですが効果抜群。


「富士通ミニ」
なぜ、富士通はパッキンとユニットを変更したのだろう。不思議だ。コストダウンのため?富士通エンジニアの判断?真相は不明である。時間軸を正確に再生するための主要部分が異なるため、出てくる音は純正タイムドメインミニとは似て非なるものである。

2010.3.23

《番外》 富士通ミニとタイムドメインミニの違い (その2)

右チャンネルの断線で殻割をしなければいけなくなった、タイムドメインミニですが、ライカル線への変更、アンプの外部化などを経て不死鳥のごとく復活しました。

せっかく殻割をしたのですから、富士通ミニとタイムドメインミニの違いを決定づけるべく、ユニットの写真をとりました。また、両方の違いについて新しい発見がありました。

■背面写真
タイムドメイン        富士通
mini うらFUji うら











■側面写真
タイムドメイン        富士通
mini よこfuji よこ










また、こんなところも違ってました。細かいところですがここの部分が富士通ミニの改造でネックになってました。質、施工精度悪すぎです。

■パッキン
パッキン1






■制振シート
パッキン2





富士通ミニの吸音シートはつぶれたらつぶれたままでしたが、タイムドメインミニの方は、弾力のある素材が使われてました。

殻の接合部にあるパッキンの質も富士通方がわるく弾力性もありません。


これらの差で音の違いが歴然としているのでしょう。

タイムドメイニミニは本当によくできたスピーカーですね。

《番外》 タイムドメインミニ (もうタイ編 その2)

せっかく殻割をしたからには、そのまま現状復帰で終わらせてしまうようなことをしてはいけません。(^^);;

ということで、

1.配線のライカル線化
2.右チャンネルのアンプ取り外し
3.殻内部 部分鉛貼り

に取り組みました。

まずはライカル線への交換。鉛玉はまた後で施工することにして、まずは復旧が第一です。

グランドアンカーミニ







案外すんなりとライカル線に取り替えることができました。

ユニットへのライカルセンの取り付けは端子の半田をとりのぞき配線をまきつけました。
下手なハンダ付けは音をを劣化させるのであえてしませんでした。
突合せスリープでカシメてしまおうと思いましたが、ちょうど良いサイズが手元にありませんでした。
2jpg









今回は、結構自分もいっぱいいっぱいでしたので、写真もあまりありません。3度目の殻割の裁断の難関のネジの取り付けは。気合でなんとか4本とも効いてくれました。

おわり







アンプは取り外し、渦巻き上に巻いたゲルOKパッキンの上に乗せてあります。これなら外部からの振動の影響は最小になるでしょう。
部品採りminiのアンプ部が写ってますが、最悪アンプが壊れていて右チャンネルの音がでなければ使おうと思って持ってきていたものです。

とりあえず音だし。とりあえず音がなりました。ただ一つ難点が、見栄えが・・・・・

完全に直ったら、音のチューニングをしていこうと思います。はじめから、全く違和感がないのできっと限界は上がっているはずです。

ふぅ~

〓追記〓

右なまり コットン







見にくいアングルですが、アンプを取り外した右チャンネルの根元部分とコネクター線とライカル線を繋げた部分に鉛をカシメまして、そこにコットンをまいて制振および絶縁をしました。

放熱板も50℃ぐらいになってましたので、振動がふくざつになるのであまり良いことではないですがヒートシンクをつけて音の変化をみてみました。これから詳細を検証してみます。多分高音部分がにごるはずですが・・・

《番外》 タイムドメインミニ (もうタイ編 その1)

昨日の強風と黄砂と横殴りの雨でゴルフで大たたきしたせいか、全身筋肉痛です。そこそそ練習をしていて期待もしてましたので、心も折れそうなぐらいショックです。(^^);;

ゴルフ終了後に幼馴染と一緒に焼肉を食べて帰宅した昨夜、そんなストレスを解消するため、先日購入した鉛シートを少しずつコツコツとハンマーでたたき、音を確認しながらタイムドメインミニに貼っていました。

鉛表鉛裏










少しずつはると音の違いが良く分かりました。まずは前面側に貼ってみましたところ、高音に艶ができました。次に後ろ側に貼ってみると低音が閉まってきました。低音が締まるのは制振の効果だと思いますが、高音に艶がでたのは制振ではなくてプラスチックの音が消え。鉛の音が付与されたのではないかと思ってます。昨夜はここまででした。

朝目が覚めて、「やはり足の上にアンプが載っているのはよくないだろう」と勝手に思い、右チャンネルのスピーカーケーブルを延長してアンプ部分を外に出してしまおうと考えました。

スピーカーケーブルがアンプ基板に刺さっているところをちょんぎってしおまえばそれまでなのですが、元に戻すときに結構細かい作業をしなければならないと思い、昨日カシメタ鉛玉をとりつけるために被覆をはいだ場所にケーブルをまきつけて一緒にカシメてしまおうと思いました。

一端完成をしたので、右チャンネルのスピーカーケーブルのコネクターをアンプ基板にしてみました。

「音がでない・・」

一番確実なのは、YA-1に接続することです。YA-1に接続してみても、音が出ない。最終的に再度鉛を取り除いて、テスターで測定してみたところ
なんと断線しているではないですか。

外部に出ている配線について断線チェックをしてみたところ問題なし。
これは・・・・・「殻割」しなければ・・・
と思ったら憂鬱になってきました。このロットはすでに2回から割りしています。3回目以降は今までの経験上、殻を固定するネジがバカになる確立が高いからです。

でも、そんなことは言ってられません。殻割しなければただのオブジェにしかなりません。


断線









気がついたら殻を割ってから、ユニットを外してました。鉛が取り付けられている部分が根元から片方が切れてました。

改造は自己責任・・・・

つづく・・・

《番外》 富士通ミニとタイムドメインミニの違い (その1)

タイムドメインミニというと通常はタイムドメイン社から販売されているものを指します。

この形が同じで、以前富士通がパソコンの付属スピーカーとしてライセンスを取得して販売していたものがあります。こちらを私は富士通ミニと私はよんでいます。

ネット上では以前からタイムドメインミニと富士通ミニについて議論がされてきておりまして、今でもつづけられているようです。
かく言う私も、最初に手にしたミニは富士通ミニでした。形が同じでしたら同じものだろうと思ったからです。

富士通ミニ

富士通










タイムドメインミニ
本家









富士通ミニだけを聴いていれば比較する対象がないため、疑問にもおもわなかったのでしょうが、タイムドメインさんの代理店の岐阜塗料さんにYoshii9の試聴に伺ったときに最初に通されたへやにタイムドメインミニの2発がAIWA E860のアナログプレーヤーに接続されJazzが再生されてました。

私はそのときに、スピーカーがどこにあるのか最初分かりませんでした。音離れが富士通ミニと桁違いによく、また音質も非常に繊細でした。

Yoshii9を購入するとほぼ同時に富士通ミニも入手いたしました。
そこで実際につかってみると、岐阜塗料さんの所で聴いた音とは全くちがったスカスカの音しかでてこないではないですか。直感的に富士通ミニとタイムドメインミニはなにか根本的にちがうのではと感じました。

その後、実際にタイムドメインミニを購入し、実際に自宅で並べて同じソースで比較して富士通ミニのほうが

 1.音の広がり方が狭い
 2.高音に雑音が多い
 3.低音にキレがない
 4.低音がスカスカ

といった状態でした。


まじまじと外見を比べてみましたら下記の大きな違いがありました。

 1.ACアダプター
 2.スピーカーユニット
 3.フロントのロゴ

ここで一番性能に直結するのはやはりスピーカーユニットです。

なんとか富士通ミニをタイムドメインミニと同じレベルにもっていきたかったので、殻割を実行して鉛を貼ったりしてました。
この様子は今は更新していない車関係のblogの方に少し記載してあります。

http://blog.livedoor.jp/tackbon/archives/50851744.html
http://blog.livedoor.jp/tackbon/archives/50891130.html
http://blog.livedoor.jp/tackbon/archives/50971824.html

結果は・・・・・

富士通ミニはジャンクとなってしまいました。

アンプの部分は同じパーツをつかってましたので、何かのときに使えるのではないかと思い部品採りとなってます。

その後次々とタイムドメインミニを4台購入し、合計6台。本家のタイムドメインミニも1台お亡くなりになってます。

昨日の改造でもう一台ご臨終するかと思いましたが、見事不死鳥のごとく生まれ変わった姿でよみがえってきました。(笑)


この富士通ミニとタイムドメインミニの違いについてはこたちゃんさんのサイトにも記載がございます。

そちらも参考にされてください。

決着!タイムドメインmini 純正vs富士通OEM

富士通ミニですが以前秋葉原で新品が2,500円で叩き売られてました。

決して悪いスピーカーではないですが、ユニットが異なるという致命的な違いで、タイムドメインミニとは全く異なるものです。

改造ベースとしても、基本的な部分の差から限界がタイムドメインミニと比較して非常に低いです。

まあ、比べなければ分からないんですけどね (^^)ヾ

心が痛むのは、ヤフオクでタイムドメインミニと同じと思って購入される方々です。こだわりのある方は特に本家のタイムドメインのミニの音を聴いてください。



《番外》 素人TuneUpタイムドメインミニ (振動対策編) #timedomain

今日は家内が子供をつれてTDLへ行ってしまいました。子供もいないので時間が充分あります。(笑) 

昨日からミニの躯体の部分に鉛を貼って制振をして、更なる高音質化を目指そうと決めてました。そんなこともあって、10時のお店の開店にあわせて鉛シートを購入してきました。

鉛表鉛裏










人間暇なときはフッっととんでもないことを思いついてしまうもので、作業に入る前に何気にミニの左チャンネルの裏側をみていると、ネジにフェルトがついているものとついていないものがありました。具体的には足のカバー部分と固定する部分のネジにはフェルトワッシャーがはめてあり、ネックの部分をとめるネジにはパッキンはありませんでした。素人ながら足の部分にユニットの振動が伝わって余分な振動が起こらないように足のカバー部分の固定にはフェルトワッシャーで防振してあり、ネックの部分はしっかりと接地するためにダイレクトにネジ止めされているのだと考えました。この考え方があっているかどうかは不明です。

足のカバーも振動をおさえるために丸みをもたせてあるのでしょう。

ということで、足の部分に伝わって余分な振動が起きるのを防いでいるのならいっそのこととってしまえということで・・・・とってしまいました。ついでにもう一箇所スピーカー線に鉛だまをカシメました。

鉛玉は以前はルアー用の735-2を使ってましたが、更に安価で軟らかく配線へのなじみが良い普通のガン玉をつかいました。
ガン玉6B










L 鉛2







次に左チャンネルにとりかかりました。ネジを外して足のカバーを取り外しました。
ここで一つ思ったことは、アンプ部分は足の裏ではなくて、上面のカバーに固定してあります。これも、足の裏からの振動の影響を少しでもすくなくして、スピーカーの振動の影響を少なくするためではないでしょうか。

以前分解したことがあるものの、バラバラになった状態をみて・・・・
瀕死








左チャンネルのスピーカー線はコネクターで基板と接続されていまして、鉛をカシメるスペースはありません。

ここで理性が吹っ飛びました・・

あとはイケイケです。R 鉛1








無理やり線を引っ張り出してカッターで少しずつごぼうの皮を剥くように配線の被覆を剥ぎ取り、がん玉をカシメました。

問題は基板の振動対策です。基板の裏にはスポンジが貼り付けてあって足の裏からの振動が伝わりにくくしてありますが、これだけでは充分ではないと思い、ゲルOKパッキンを挟み込んで完全に制振しました。大音量でも基板の振動はありません。

R 鉛2







この状態でもまだ足の部分は振動しているはず。ということで簡単にではありますが、吸音のために布を載せておきました。
L 吸音









さて、音だし。

聴きなれたJacinthaでまずは試聴です

・高音の定位の位置が更にスピーカーから離れました
・声が更にクリアになって、音像も大きくなりました。決して肥大ではありません。
・バスドラムに音圧が・・・・
・サックスの音もGS-1バリに前にでてきます。


次に大好きなマタイ受難曲

・ ・・・・・・・・・・
・ 絶句です

もうこの音言葉で表すとうそ臭くなりますね。

なんなんですかこのスピーカー  ホント・・ (@@)
由井さんの頭の中が見てみたいです。(^^)ヾ

どこまで音がよくなるのか限界がみえなくなってしまいました。

以前所有していたALTEC A7の音なんておもちゃのようです。

こんなことを書くと気が触れたかと思われるかもしれませんが、事実ですので仕方がありません。


〓追記〓
午後から鉛を貼ろうと思ってましたが、結局ず~とminiの試聴をしてました。

Jazz:カサンドラウィルン、ジャシンタ、ビルエバンス、キースジャレット

Classic:
  交響曲:マーラー交響曲1,5番(バーンスタイン)
  ピアノ:ベートーベン ピアノソナタ(バックハウス)
  バイオリン:バッハ無伴奏バイオリン組曲(ヒラリーハーン)
  オペラ:オテロ抜粋(パヴァロッティ)
       ワルキューレ(クナッパーツブッシュ)
などなど。

一番自然な音の広がりだったのは、OPUS55の主宰のひゃっかんさんにいただいた

Piano Recital in Japan(ジェラルド キミーニ)
http://itunes.apple.com/jp/album/piano-recital-in-japan-2006/id263483079?i=263483268

でした。iTunesでAACのフォーマットではありますが入手できます。

ひゃっかんさんが実際にご自分で録音をされ、Yoshii9を使ってマスタリング、編集をされたアルバムです。演奏もさることながら音もすばらしく私のシステムのチェックには欠かせないアルバムです。

ライブ録音ということでGS-1で再生すると等身大のピアノが目の前に現れ私の部屋でホールの雰囲気まで再現される録音です


これをminiを改造してから初めて再生してみましたが、GS-1比80%ぐらいのピアノが出現し、ホールトーンも再現されてかなり立体的に再生されました。スピーカーのサイズ、価格から考えると信じられない音です。

miniがなにか足かせを解かれたようにティンパニもトライアングルも浪々と再生するようになってしまいました。

反射音の対策(実際の対策) #timedomain

反射音の対策は高音に対する対策と低音に対する対策があります。

まず、高音の領域での反射音の対策です

高音は光として扱うということで、基本的に入射角(スピーカーから発せられた音が反射面に当たる角度)と反射角(反射しておとが耳へ向かう角度)が同じになります。光は、反射しないものを反射面におけば当然反射しなくなりますし、鏡のようなものを傾けておけば、反射光はリスニングポイントに到達しなくなります。

私の行っている対策ですが、前にも書きましたように基本的に厚手のタオルなどによる吸音です。吸音する素材には麻、面、毛織物などできるだけ天然のものを利用するようにしてます。
どうしても対策が難しい場合は反射面に観葉植物など物をおいてしまって反射する方向を強制的に変化させてしまってます。

拳骨などでコンコンとたたいたときに澄んだ音がするものは、反射音もにごりにくいです。分厚いガラスなどはその一例です。悪いものの例として皮製品。たたいてもボスッボスッと音がするにもかかわらず表面的にはコツコツ音がしています。

まずは自分でもしこの物に音が反射したときに、反射音に影響があるのかないのかを、元をコツコツたたいて確認されることをお勧めします。

部屋の中で手を「パン!」とたたいて、フラッターエコーがのこるとかいうのはナンセンスで、あくまでもリスニングポイントにどのような音が到達するかということが重要になります。

さて、反射面を対策するか否かの判断ですが、次の順序で自分の耳を使い判定します。ということで、その順序は

1.スピーカーや家具の位置を決める。
2.いつも聞いている音楽を再生する
3.リスニングポイントに座る
4.両耳に手を当てる(コダマを聴くように)
5.耳に手をあてたままスピーカーの方をむいて直接放出される音の質を確認
6.耳に手を当てたまま反射面の方を向いて反射面の音確認

4の両耳に手を当てるのは、自分の前面以外の音をカットするためです。これにより、自分が向いた方向からの音を選択に聴きやすくなります。

先に、すでに設置されている場合はCADでの検討は不要と記載しましたのは、この4~6の方法で音のにごった部位を特定してその部位に対策すれば良いからです。

6.のときに、明らかに直接音よりも反射面のほうが音がわるければ、その反射面に吸音処理をするか、音を分散する処理をします。

吸音の時に気をつけなければいけないのは。

  「減衰率30%の吸音材は70%の反射材」

といえますので、吸音するのに用いるのに材質をコツコツたたいて、反射する音の確認をする必要があります。


私の環境では、GS-1近傍の壁面の初期反射面の音を聴いたときに変な共鳴のような音が聞こえて音がにごったので簡単に対策しました。
1275724517_203












スピーカーの側面にはついたてを立ててそれに、タオルケットを掛けました。床面には毛足の長い丸型のラグとバスマットをしきました。

オーディオアクセサリーで高価なものが販売されてますが、これでも充分効果あります。波型の吸音スポンジなんかをしかれてもいいかと思います。


また、背面からの反射音を聞き分けるには、自分の耳の後ろに手を当てて、背面からの音をシャットダウンした場合としない場合を比較すればわかります。
背面の壁が近いせいもあって、高音の特定の音域がうるさくなりましたので、カーテンを更に追加しました。

1275632533_229







また、反対側のスピーカー側の側面にはついたてが立てられなかったため、ソファーをおいてしまい初期反射音が耳にとどかないようにしました。
1275632533_26







天井にはサーモウールを画鋲止めです。(^^)
1275724517_177












ソファーも購入してしまってから由井さんにご指摘いただきましたが、革のものは反射音がにごってしまうとのこと。実際ににごってしまいましたので、ベッドカバーを掛けてあります。

あとは、自分の耳に手をあてて音がにごるポイントをみつけては、そこに物を置いたり、布やスポンジで吸音したりしてます。

私の場合の盲点はPDPのパネルでした。スピーカーからの反射音は自分の耳に入ってこないとおもっていたのですが、どうしても音像がシャープにならない音域があったため、タオルケットをかけてみましたところ、見事に解消されました。


次に低音の対策です

低音は波ということから、波をとめるには重量物でさえぎるしかないです。薄っぺらな布地やスポンジではとめることができません。

この場合は、脚布団や座布団をつかっています。低音がにごる反射面の位置にこれらをどかっとおいてしまいます。だいたい壁の角に低音はたまります。この低音の処理が適切に行われると、非常に気持ちよく迫力のある低音が再生されるようになります。


この反射音の対策は~はじめに~にも記載いたしましたが、「改善の原理」に従います。あまりにも状況が悪い場合はよくなる領域に来るまでに相当の労力を必要とする可能性があります。でも、気長にひとつひとつつぶしていくと、ある日突然「おおおおおっ!!」となること間違いなしです。


1274987224_181








以上で簡単にではありますが、反射音の対策についてご紹介させていただきました。

これらの最終的な調整はご自分の耳が便りです。自信をもって対策をされてください。


反射音の対策(スピーカーの配置と初期反射面の推定) #timedomain

ここでは私の部屋にセッティングされたGS-1についてのセッティング例をご紹介させていただきます。Yoshii9やmini、lightについてもスピーカーから放射される音の方向を考慮すれば当てはめられると想います。

前の記事に記載いたしました略図は現状ですが。ここでは2009.9に私が初めて行ったときのことを例に挙げさせていただきますので、若干配置が異なりますことご了承ください。

GS-1の特徴ですが、指向性が凄まじく三角形の頂点のリスニングポイントを外れると反対側のスピーカーの音が聞こえなくなります。また、音の解像度が桁外れに高いため、再生された音に対して余分な音が付与されるとすぐに分かってしまいます。

そのためセッティングはスピーカーの大きさに似合わずミリ単位で行う必要がありました。真剣になればなるほど奥が深いスピーカーです。Yoshii9をはじめmini,lightなどはそれほどシビアではありませんので感覚的な対処でも効果があると思います。

まずは高音の反射音の対策です。由井さんから「高音は光と同じ」とのご助言をいただきました。
光の反射は目に見えますが、音の反射は目に見えません。分かりやすくするための的確なたとえだと想います。
平面への音の反射は、入射角と反射角が同じです。スピーカから放出された音が自分の耳にとどくまでに1回だけ反射する壁の位置(一次反射の位置)の音質が問題になります。反射の割合は反射面の素材の吸音率に依存し、反射音の質は反射面の素材の質に依存します。一次反射の音質がよければ対策の必要はありません。

■反射面のシュミレート
下記に示すCADを使った手法ですが、スピーカーの配置を検討する段階では必要かもしれませんが、実際に設置されているものに対する反射音の対策を行う場合には必要がありません。

まず、CADを用いて部屋の平面図の上にスピーカーを配置します。CADデーターは家を建てるときに大成建設さんからいただいたものを使
っています。(※画像が見にくいですのでクリックして拡大されてください)
Clipboard01







まずスピーカーの位置を決めます。リスニングポイントに対して、できる限りスピーカーのユニットは垂直に配置する方が正確な直接音を聴くことができると思います。
あまりにも音像がシビアでしたら、若干ではありますが外側に向けてもいいかと想います。私の場合ですが、三角形の頂点よりも若干スピーカーよりのほうが音の広がりを感じることができました。

スピーカーの方向やリスニングポイントとユニットの直角を図るために、測量用のレーザー測定器を利用しました。また、スピーカー自身の水平度はiPodTouchの水平器のアプリを利用しました。

スピーカーの向きと位置そしてリスニングポイントの2つの位置が決まれば、スピーカーから出る音を壁に向けて引いて、反射してリスニングポイントに到達する壁の位置をCADで計算して算出します。

これにより部屋の立面の初期反射面の位置が分かります。このCAD図ではスピーカーに対して側面の反射位置しか記載されてませんが、実際には自分の背面にも初期反射面が存在します。処理する壁の高さは自分の耳の高さ以下が対象範囲となります。耳は点ですが、大雑把なある程度の範囲を対策することになります。


次に天井と床面の一次反射の位置の検討です。
Clipboard02






GS-1の場合大きく分けて上部のドライバーと2つのウーファーの3つのホーンで構成されています。
図のようにGS-1から放出される音を線で表し、リスニングポイントに到達する際の、床面と天井の反射位置を計算します。
床や天井の処理をする位置は、GS-1とリスニングポイントを結ぶ線上になります。

なおこの図で、リスニングポイントの位置に丸(頭)が2ケあるのは、真剣に聞いた場合(上側)とダラ~っと聞いた場合(下側)を想定してます。(^^;;


低音の反射の処理については、「低音については波として考える」という観点から、簡単な反射ではないですが、これらの図を参考にしながら実際に音を聞いて場所を決めました。

これらの準備でだいたいの音の反射位置を知ることができます。

■2009.9の部屋の様子(反射音の対策前)
1288844361_230



アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索