2010/03/09

《番外》 タイムドメインラボ プロトタイプユニット その後 #timedomain

まず ユニットの詳細がこちらに掲載されてます

アーススピーカーのかずやさんのblogです。
http://blogs.yahoo.co.jp/eiwaup/32559677.html
http://blogs.yahoo.co.jp/eiwaup/32829513.html

今回のユニットはアーススピーカーのかずやさんが設計をされました。
それをプロトタイプとして「タイムドメインラボ」さんや「しあわせしょっぷ」さんで販売されてます。

Yoshii9のユニットをリファレンスにしてわたしなりに試した結果、「この音はタイムドメインじゃない!」 と思いこのユニットを開発された、タイムドメインラボの林さんやアーススピーカーの開発者のかずやさに質問をさせていただきました。

お二方とも、丁寧なご返答をいただきました。

タイムドメインラボ的な新ユニットの目指すところは「より原音に近い再生」とのことですが、今回のプロトタイプのユニットの目的は「高出力再生」を目指されたとのことです。

Yoshii9が更に高出力で再生できるようになれば、適応できる環境も更に広がることですから、タイムドメインの音を広げることができると思います。

今回発売されたプロトタイプのユニットはアーススピーカーを念頭に開発をされたため、タイムドメイン専用としては中途半端なものとなっているとのことでした。

林さまご自身ももユニット単体ではタイムドメインユニットとは言えないとおしゃってました。ただし、使い方によって、システム全体ではタイムドメインスピーカーといえるものができる可能性はあるかもとのことです。

ただし、個人的にはユニットから正確な音が出ていない以上はタイムドメインのシステムにはなりえないと思っています。

私が先日のblogで書かせていただきました、感想についてもご意見をいただきました。

タイムドメイン的に中途半端といったところでは、ボビンの強度がたりずにコーンを正確に駆動できないことでこれは想定外であったとのことです。

定位についてはユニットを支えるブリッジが本来はダイキャストで平たくないように設計されているのですが、プロトタイプということで板の打ち抜きで製作したため、これに反射した音が影響してしまっているとのことでした。

試作段階ではこれらの点はクリアされていたとのことですが、やはり量産となるとそのまま実現するのが難しいことがあるのでしょう。

このユニットですがグランドアンカーの取り付けがネジ止めになっています。巷ではFドメイン用でFostexのFE87や83に接着剤で取り付ける方法が良く紹介されてます。この方法では接着剤自体が弾性体のためその部分で余分な振動が起きてしまいます。そのため、このような方法では厳密なタイムドメインの再生はできないと思います。

このユニットは時間軸は正確ではないものの、わざわざドリルを用いてユニットにタップ加工をしなくてもよいだけでも、Yoshii9風の自作機を作られるユーザーにとってはあつかいやすいユニットだと思います。

私の環境では8cm一発とは思えない低音が炸裂してます。この低音はFE87やFE83、FE85などでは味わえないと思います(笑) ただしこの低音はFドメインの誇張された低音です。

今回のユニットはアーススピーカーを念頭に開発されてますが、やはりタイムドメインユーザーといたしましては、厳密にタイムドメイン理論にのっとってかつ、高出力のユニットを開発していただきたいと思います。




ということで、定位の改善を目指して少しだけユニットに手をいれました。

■ユニットを支えるブリッジが太く音が反射して放出される音がにごってしまう
P1030023S







林様からはブリッジを切り取って本数を減らしたり、エプトシーラーの吸音シートをきってブリッジにとりつけるなどのアドバイスをいただきました。

エプトシーラー・・・・ 本来ならばアルミ筒の裏側のニードルフェルトの代わりに張りたいもの。Yoshii9の筒の裏側にはられているもの・・

そのような高価ものは自宅にありません。(冷汗)

ということで準備したものは

P1030024S







ダイソー100均一軍団
 1.コットン
 2.紙テープ
 3.はさみ

です。これを
P1030025S







こんなふうにしてみました。


すると・・・・ 

ジャシンタの口がみえるようになってきました。

Gary Karrのコントラバスの弓が弦に接する部分がかすかにみえてきました。

これだけでも、定位と解像度において改良がみられます。

ただし、どうしても音の広がりが不自然です。

もし、失敗してもすぐに元に戻せますので、是非おためしください。

最後に、Fドメインのスピーカーユニットしてこのユニットを見るのでしたら、非常に優れたユニットだと思います。ただし、時間軸を正確に再現できてこそタイムドメインだと私は考えております。

今回の最大の私の問題点ですが・・・・

タイムドメインラボさんのプロトタイプユニットを私が勝手にタイムドメイン理論を忠実に再現したユニットと勘違いしたところだと思います。
B型のはやとちりがここでもでてしまいました。タイムドメインラボさんの商品説明にも、タイムドメイン理論を採用したユニットとの記載はありませんでした。

反省することしきりです。


※タイムドメインの見地から書かせていただいておりますが、Fドメインを否定するつもりは全くありません。実際自宅ではあまり出番はないですが長岡式のBS-8なども稼動しております。



2010/03/08

《番外》 タイムドメインラボ プロトタイプユニット

タイムドメインラボさんのプロトタイプユニットを自作のスピーカーに取り付けて一日がたちました。時間に換算すると30時間ぐらいそこそこの音量でエージングをした状態です。

※これから書きますことは、個人的な感想・意見です。

タイムドメインラボさんとタイムドメインさんは別の会社です。こののプロトタイプのユニットはタイムドメインラボさんの製品で、アーススピーカーでの使用を目的に開発されたユニットとのことです。

アーススピーカーの理論については知識がありませんし、実際にアーススピーカーを聞いたことがないので、私の感想は、タイムドメイン理論に基づいた比較となります。

横比較

 

 

 


このユニットを使ってみた感想ですが、どうしても定位が甘いのと、空間的な奥行の再現性に乏しかったです。(Yoshii9のユニット比)

得てしてこれらのことは、タイムドメイン理論のスピーカーを使っていたときに感じていたことであるため、ひょっとするとYoshii9のユニットと比較して、時間軸の再現性がよくないのではないかと考えました。


そこで、時間軸を正確に再生するための要因について自分なりに考えてみました。


1.コーン紙駆動部の形状
コーンとマグネットの距離が長いため、ボイスコイルでの駆動をコーンに伝える際に、接続部が収縮・伸長により時間的なずれが生じる恐れがある。

2.駆動部(コーン ボイスコイル)重量
Yoshii9のユニットと比較して、コーン紙の厚みが厚い。また接続部が長いため、その分が重量増となり駆動に対する応答性がYoshii9のユニットのほうが有利。

3.グランドアンカーの取り付け
Yoshii9のユニットがヨークとマグネットの両方を固定しているのに対して、ヨーク部分だけの固定となっている。固定の方法がYoshii9のユニットのほうが強固で正確な振動に有利。

4.ダンパーの面積
ダンパーの面積がプロトタイプの方が広い。背面からの音の反射により音がにごる度合いが高いのではないか。

5.ダンパーの下の開口部
プロトタイプユニットにはダンパーとマグネットの間に、開口部があり空気が抜けるようになっている。(時間軸の正確再生のとの関連性不明)


といったところです。

この構造のためか、低音の量はYoshii9のユニットよりもかなり多めです。ただ、この低音が私の自作スピーカーの構造では、十分吸音できないため、下部のポートから盛大にもれてしまい低い音域が位相をずらして低音を強調したような感じになっています。

ためしに、下部のポートを毛布でくるんで音が漏れないようにしてみましたが、それでも低音の量は十分なほどでした。

トライアングルの音などの繊細な音の定位が今ひとつになってしまうのと、コントラバスのような低音楽器に余分に強調された音が付与されてしまうことが残念です。

また、手持ちのタイムドメイン式のスピーカーはスピーカーを感じさせない音の広がりをするのですが、その度合いがあまり強くありません。そのため、ユニットから音が出ているのを他のものよりも強く感じます。

とはいえ、FE83やFE87を使った自作のバスレフ箱型スピーカーと比べても、比較にならないほどの良い音をだしています。

このユニットはやはり、アーススピーカーでの使用を目標に作られたプロトタイプとのことですので、タイムドメイン理論を正確にトレースするには難しいのではないかと感じました。

こんなことを感じるのも自作の醍醐味ではないかと思います。

いちど、このユニットをアーススピーカーの理論で製作されたスピーカーで聞いてみたいものです。

2010/03/07

《番外》 自作スピーカー(タイムドメインラボ プロトタイプユニット)

こたちゃんさんのサイトでタイムドメインラボ(※タイムドメイン製ではありません)のプロトタイプユニットが紹介されてました。調べてみましたところ、完全なプロタイプということで数量限定とのこと。価格も5cmのネオジウムのマグネットを使っている割には安価で3,000円/個ということもあり、条件反射で購入いたしました。

型式はENC30C-0497-2B

prototype_unit-thum







見た感じですが
 1.コーン紙はYoshii9のものと色こそ違うが形はにている。
 2.コーン紙とマグネットの間があいていて、コーンの動作をさまたげなさそう。
 3.マグネットが大きい。
と感じました。

一番の違いはやはり、グランドアンカーの取り付け部分の設計思想で半ないでしょうか。

このユニットが昨日自宅に到着いたしましたので、早速自作のYoshii9風のスピーカーにセットしてみました。

エージング前の感想をかくまえにここで、ちょっとYoshii9のユニットとの画像でも比較してみます。

■外箱
外箱







プロトタイプらしく何もかいてありません。(笑)


■ユニット全体
横







マグネットとの距離があって筒の中で余裕が採りやすく、空気のヌケは非常によさそうです。


■ユニット背面
バック







やはり中国製ですね。今はユニットの製造は台湾か中国がほとんどです。


■Yoshii9のユニットとの比較
表比較





エッジの形状も凹型で同じです。正確には測定してませんが、コーンの形状もほぼ同じです。


裏比較





マグネットの大きさがかなり違うように見えますが、実際はほぼ同じ大きさです。。Yoshii9のユニットはFostexでいうとFE87タイプ、プロトタイプユニットはFE83タイプです。(Yoshii9のユニットは防磁ではありませんが・・)


横比較





全高は2cm程度の差があります。


といったところで。

取り付け







こうやって取り付けてあったYoshii9のユニットを取り外して、付け替えました。

一つ困ったことが。
直径比較








Yoshii9のユニットとプロトタイプのユニットを重ねてみると、Yoshii9のユニットにはある外周の白い部分がプロトタイプのユニットにはありませんでした。

ユニットの固定で、ゲルOKパッキンを固定もせずにアルミ管とユニットに挟み込んでいるので、挟み込み代が小さくなって挟み込みにくくなりました。なかなか均等に挟み込めませんでした。

set












いよいよ音だしです。

構成はPC⇒RSDA302U⇒ライカル線⇒プロトタイプユニットです。

○鬼太鼓座
 大太鼓の重低音が余裕をもって再生され、太鼓の音にハリを感じる
 フォーカスが弱い
 鈴の音が硬い

○ダイアナクレール(ライブインパリ)
 設置条件が悪いにもかかわらず、音が広がる。
 サ行の歌詞が気にならない
 定位があまい 

○KennyG
 サックスの音が硬い

○Gary Karr
 ダブルベースの最低音もしっかり聞き取れる
 空間がうまく再現できない


全体的になにかYoshii9のユニットと比較してフォーカスが甘くなったような気がします。

タイムドメインの理論で塩ビ管などの自作スピーカーを作られている方には扱いやすいユニットじゃないでしょうか。

コストパフォーマンスは相当高いユニットと思いますが、今ひとつYoshii9のユニットと方向の違う音ですね。

しばらく、エージングをして様子をみることにします。

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タイムドメイン製品ではありません。
タイムドメインラボの製品です。
理論も設計も違います。
誤解無い様扱って下さい
(由井さんより)

2010/03/01

Martyに手をいれる

GS-1の影に隠れてしまって出番の減ってきたMartyを復活させるべく、少しではありますが手をいれてみました。

まず手始めに、スピーカーケーブル6号のガン玉をカシメました。
またMarty101に付属のACアダプターはスイッチングタイプですのでこれをViVidのTimedomain Lite風のスピーカーについてきた、純正Miniと同じ容量のトランス式のものに変更し、こちらの電源にもガン玉をカシメました。

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以前は、高い音域で耳障りな音があったのですがそれが気にならなくなりました。また、出すぎていた低い音も引き締まって解像度があがりました。ガン玉の威力はここでも発揮です。

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1338176505_88







次に、左チャンネルへのスピーカーケーブルをLANケーブルに変更したのと、電源をバッテリー駆動にしてみました。

ipodtouchを自作の0.08mmのiPodDockケーブルで接続してみましたところ圧倒的な音質でした。

最後にやったことはスピーカー本体ではなく、設置環境の「反射音対策」です。

Martyを設置した場所に対して、反射音の吸音、反射方向能変更の対策をしましたら、定位もしっかりし音場も一気に広がりました。いくら機器がしっかりしていても設置されている環境が適切でない、実力が発揮できないことがこんなところでも実証されました。


ここで

Marty101開発者の栗田さんからコメントいただきました
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「Marty101」のご支援、有難うございます。

私も色んな実験をしてみました・・・・・
量産工程での安定した品質を確保するのは・・・・実は。。。大変です。

「Marty101」含め、タイムドメインスピーカの基本は”振動対策”です。

「Marty101」に”レグヲーマー”をかぶせるだけでも。。。。随分音質は変ります。
カッコ悪いので・・・メーカでは出来ませんが。。。。
振動対策で恰好を気にしなければ。。。自転車のタイヤチューブを巻く事で。。。。かなりの音質改善が出来ます。
変な小細工より有効的ですね。。。。

これは「Marty101」に限らず。。。全ての”音響機器”に云えると思います。
”タイムドメイン理論”は「振動(縦波)対策」だと。。。。。私は理解しています。


・・・少々・・・・こだわりの、、、、コメントになりました。。。

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ということで

Marty ですが先日に引き続きまして、以下のことを施しました。

1. 筒の部分にケーブルタイを1cm間隔で取り付けて締め上げました。

2. 足の部分にレッグウォーマーを取り付け、中に化粧用コットンを入れて吸音しました。

3. 筒の部分にもレッグウォーマーをかぶせました。

ということで、ここまでの施工でかなりの音質の向上が確認できます。


キッチンのTV兼PCのモニター用に、床にGEL貼った上に設置しました。
キッチンは12畳ですが、どこから音がでているのかわからないような、音の広がり方です。

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自室へもっていって設置をしてみたところ、サックスの音や、トライアングルの音がスピーカーの位置とはかけ離れたところで明確に定位します。

Martyも本当に潜在能力が非常に高いスピーカーですね。正式にTuneUpとかされないのでしょうかね。
2010/02/28

《番外》 自作スピーカー(Yoshii9風)

Yoshii9を購入してから、なんとか手軽にあの音を再現できないかと思い
Yoshii9の構造をまねて自作スピーカーに一時期取り組みました。

ユニットはFOSTEXの旧タイプ。8cmというとFE8*です。

■FE83
P1010847







■FE87
P1010844








■Yoshii9のユニット
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FE83、FE87はユニットを挟み込みましたが、Yoshii9のユニットは
ヨークにネジがきってあるためグランドアンカーは直接ネジ止めしました。

ユニットの防振には「ゲルOKパッキン」をつかいました。
中の吸音材は、ニードルフェルトと5mmのスポンジシートです。

本当に簡単な構造です。

P1010849








筒状の部分には当初は、カーペットの芯材直径8cmのの紙管を使って
いましたが、最終的にはYoshii9と同じ90mmのアルミ管をつかいました。

それをラステームシステムのRSDA202ないしRSDA303Uで駆動して寝室で使ってます。

■RSDA202
rsda202b-top




■RSDA302U
rsda302u-top




■約30分で完成

P1010853







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これだけでも、かなりの高音質です。吸音材の取り付け方、量などを調整すれば、低音の再生もかなり迫力があります。ただし、どうあがいてもYoshii9にはなりえませんでした。(デジアンの音はあんまりすきじゃないです・・)

これを作ってから寝室で利用をしてます。最近少々マンネリ化してしまいました。
twitterでお話させていただいた「こたちゃん」さんの紹介で。タイムドメインラボから数量限定でプロトタイプのユニットの存在を知りまして、購入いたしました。

■タイムドメインラボ プロトタイプユニット
  8Ω 15W

prototype_unit-thum








見た感じ、コーン紙の背面の圧力が抜けそうで、コーン紙がうごきやすそうす。

実際に音が出せるのは3月7日ぐらいになると想います。
2010/02/27

アナログプレーヤー AIWA PX-E860

タイムドメインのスピーカーで音楽を再生するのに、最高のパフォーマンスを引き出すことができる音楽ソースはレコードです。

以前は20万円程度のプレーヤーを使ってましたが、タイムドメインさんの推奨のAIWA PX-E860を入手して試してみましたところ、空間の表現が桁違いでしたので、早々に売却してしまいました。

今ではAIWAもなくなり、この機種はたまにヤフオクなんかで見られるぐらいになってしまいました。PX-E880も所有してますが、860との差はありません。
少し前までは、Audic TechnicaのPL-30がありましたがこちらも生産中止となってしまいました

■AIWA PX-E860

px-e860








■Audio Technica PL-300
at-pl300




現在入手可能なのものはAudio Techinica AT-PL300です。
ただ、ターンテーブルが金属になってしまったため、そのままですとキンキンします。ターンテーブルのゴムシートの代わりに、薄い布かティッシュをしくとかなり収まりまして、AIWA PX-E860に近づきます。

このAIWA PX-E860ですが、RCAの白黒のピンプラグが生え出しでついてます。これに鉛で制振をしても音質は向上するのですが、iPodとYA-1の接続で、良好な結果が得られていましたので、80μmのケーブルにしたいと思っていました。

■こんな感じになってます
P1020870








できることでしたらハンダは使いたくなかったのですが、今回ばかりはそうとも行かず、RCAケーブルがハンダ付けされている部分のハンダを取り除いて、手持ちにあったWBTの銀入のハンダで取り付けました。

■ケーブル取り付け
P1020871







また、電源線にも鉛球を取り付けて、振動をトラップしておきました。

■電源線
P1020876







実はもう一箇所、針とイコライザーの間の信号線にも振動トラップのために鉛をカシメましたら、信号が微弱なためか音が出なくなってしまいました。


簡単な方法ですが、効果がありました。私の環境ではiPodtouchもiPodもこの音にはかないません。


プレーヤーの設置方法については、タイムドメインさんのホームページに詳しく書かれていますのでそちらを参考にさせていただいまてます。

http://www.timedomain.co.jp/note/image/ADP_User_Manu.pdf


一般的な(Fドメイン)のスピーカーですと、針のノイズがとても気になります。タイムドメイン式のスピーカーではそれが耳障りではありません。なぜなんでしょうね。

なお交換針は家電量販店で格安で購入できます。
□右:旧タイプ
□左:現行
P1020877

スピーカーケーブルの考察

Yoshii9にはライカル線の0.2sqが使われています。軟らかく、細いケーブルです。

当初GS-1をこのケーブルでYA-1と接続して使っていました。

由井さんから、スピーカーのケーブルは細くて軟らかいほうが良いとお聞きしてましたので、この条件で更にみあうケーブルを試してみました。

試した種類ですが、

1.0.2sqライカル線(リファレンス)
2.電話線
3.LANケーブル芯線(単線)
4.LANケーブル芯線(複線)
5.80μ ライカル芯線(単線)
6.3.5sqキャプタイヤケーブル
7.0.28mm銅線



そこで分かったことですが・・・

1.細くなればなるほど、音がクリップする音量が低くなる。
2.断面積が小さくなる(細くなると)抵抗値が上がってしまう。
3.長くなるほど抵抗値が大きくなる。
4.同じ断面積なら複線よりも単線の方が音がよい。


《各ケーブル5mの抵抗値》

  線種           線径(mm)   本数(本)     長さ(m)    抵抗値(Ω)
①RSCB芯線            0.08     1        5       16.9
②電話線                0.065     4        5        6.40
③LANケーブル単線   0.5      1        5        0.43
④0.28銅線        0.28     1         5        1.38
⑤RSCB 0.2SQ     0.08     40        5        0.42
⑥3.5sqCT             3.5      1        5            0.00
※CTは複線だが1本で計算

■電話線
モジュラー













■LANケーブル
5m LAN










⑤のRSCB 0.2sqをリファレンスとして実際に、YA-1とGS-1を接続して比較してみました。

①②は線が細すぎて抵抗値が上がってしまい、せっかくの電磁制動が利かなくなってしまうためか、音が劣化してしてエコーがかかったようになってまいました。特に①まで抵抗値が高くなると、音量も小さくなってしまいました。


④の銅線は固くて鉛をカシメても振動がとれきらずに、音がにごりました。
鉛をカシメるとともに、90°に所々おれまげることで振動の減衰を図りました。音量は充分稼げましたが、音質も今ひとつでした。

⑥は音が雑すぎました、低音はボアボアで高音はギイギイでした。

⑤のLANケーブル単線ですが、リファレンスと甲乙が付けがたい音質でしたし、こちらの方が解像度が高く感じることがありました。

しばらくして、ソフトタイプのLANケーブルを購入しまして、これが8本の複線で0.5mmの太さの中に8本細線が含まれてました。

早速これにケーブルを交換してみると、明からにRSCBよりも解像度が高く、クリップする音量もかなり大きい領域でした。

ということで、現在はソフトタイプのLANケーブルをスピーカーケーブルに使用してます。

LANケーブルの芯線のような細い線でドライブされようとは、GS-1自身も想定していなかったのではないでしょうか。友人から極太のオーディオ用の3mのスピーカーケーブルも借りて試しましたが、細かい音の解像度が全くダメでした。

ちなみに、テストに用いているCDへキースジャレットのケルンコンサートです。Timedomainの解像度を評価するためによく冒頭に収録されている笑い声が使われていますが、GS-1ですと聞こえるのは当たり前です。

私は冒頭の30secぐらいに収録されている、スピーカーのハウリングのような「キーッ」という音を良く使います。実際には左側に定位するのですが、使用する機器によっては中央から聞こえたり、あらぬ方向から聞こえます。

LANケーブルの被覆を設置するのに強度や電気的に問題のない部分は剥いてしまって紙テープで巻きました。スピーカー、YA-1の接続端子の双方からの20cm等間隔で5ケずつ鉛をカシメてあります。


我が家の環境で一番よい音が聞ける機器の組み合わせです

■スピーカー:ONKYO GS-1
ルーム






■スピーカーケーブル:elecom スリムフラットLANケーブル 5m芯線
■再生装置:PX-860E(アナログプレーヤー:ラインケーブル80μm ステレオミニ仕様)

P1020872
2010/02/26

タイムドメイン Mini ケーブルの制振 他

ただでさえ音の良いタイムドメインMiniですが、電源、スピーカー、ラインのケーブルを鉛で制振するだけで、更に音質が向上します。

まずスピーカーケーブルの制振です。

卵型の部分を分解して、スピーカーをむき出しにします。
制振ポイントをさがしましたところ、ここがいちばんいいんじゃないかと・・

P1020692








次に、ラインケーブルにも施工しました。

21







L,R,Gのそれぞれのラインにもそれぞれ鉛をカシメてアンプ部の中に格納しました。

あとはAC電源ラインにも鉛をかしめてあります。

これだけでも、私の環境では音離れが格段に向上しました。スピーカーの存在が更に希薄になったのと、コントラバスのような低い音の楽器がよりクリアに再生されるようになりました。

写真は無いですが、スピーカーユニットの背面とそのサポート部分を空気の流れを浴するために、リューターでかなりの部分を削ってしまってあります。この作業のときは、削った粉がユニットのマグネットにくっついてしまうので、あらかじめユニットのマグネットの部分にマスキングテープを張って作業しました。

また、Miniですが設置環境でも音が激変します。私の環境では下に麻布を敷いたときが一番音がクリアかつ音離れがよくなりました。また、床面に置いた際に、Miniの前の床の部分に、タオルなどを敷いて反射音の処理をしてやるとさらによくなります。

タイムドメインのスピーカーですが、由井さんのご指導を自分の環境に置き換えて適応させると、どんどん再生する音質が向上していきます。
本当にきりがありません。

ちなみに、再生装置はiPod 5.5G 80G+Dockでの検証です。

※これを実行すると多分メーカーの保証は受けられなくなりますのでご注意ください。一般的には、タイムドメインさんのTuneUpを利用された方がよろしいかと思います。

ケーブルの制振方法

先にも書かせていただきましたが、ケーブルをインシュレートすると振動による余分な信号が付与されず音質劣化しません。

電源のケーブルにも当てはまりまして、インシュレートすると余分な信号がのりません。

そんなこんなで、そこら中のケーブルに鉛玉をかしめて、インシュレートしてます。これまでで唯一の失敗はアナログプレーヤーの針からの信号線に鉛をかしめたましたところ、電流が微弱すぎるためか音がでなくなってしまいました。

使用してますのは、魚釣り用の鉛玉、通常ガン球です。私はこのルアー用のものをよくつかってます。

PS







取り付け方は非常に簡単で、配線を剥いて挟み込んで、万力や大きめのペンチでカシメるだけです。

このときの注意点は《ケーブルと鉛の間に隙間がないこと》です。

きっちりカシメられているかどうかは、前述の聴診器で簡単にチェックできます。

■ピンプラグ
SONY_Pb








■ステレオミニ
鉛玉







■ライカル線
RSCB








あとはこんな感じで絶縁をしてます。鉛玉に布か化粧用のコットンを巻いてからビニールテープでまいてます。
SONY








鉛をカシメる数や位置は音を聞きながら決めてます。

ケーブルの被覆は何箇所か切れ込みをいれて、振動が切れ込みで伝わらないようにしてます。

2010/02/24

驚愕の80μのラインケーブル

ラインケーブルですが、当初はSONYの市販品をつかっていました。それの被覆をはがして鉛で制振してつかっていました。これだけでもかなりの高音質になります。

由井さんから、信号線は、細い方がより信号が正確に伝わる。電話線なんかがいい例で、もし太い線でこの電話線をしいたらすぐに信号が伝わらなくなるとのことでした。

世間の常識では太いケーブルが音が高価で音がよいとの認識がありましたが、600円程度の安物のSONYの赤白ケーブルが手持ちの数万円のラインケーブルの音を凌駕してしまった経験もあったため、さらにラインケーブルを軟らかく、細くしたらどうなるかということをためしたくなりました。

そこで、ケーブルを物色していましたところ、ライカル線が目に付きました。このライカル線ですが0.2sqの太さで、80μの単線が束になった構成となっていました。

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無謀にも、この80μの単線とステレオミニプラグを使って簡易的にラインケーブルを試作してみました。

1305075159_140







ミニプラグと80μの線は半田を使うと半田の種類によって音が変わってしまうので、そのまま紙縒った上から鉛でかしめてしまいました。茶色く見えるのは、絶縁テープです。

試しにこのケーブルで恐る恐るiPod DockとYA-1を接続してみまして音を出してみました。

驚異的な解像度と音の質でした。全くこれまでとは別次元の音でした。

これをなんとか実用化したいと思いまして、ダンボールに固定をしてつかっていました。

1305075159_161







この方法ではミニプラグに太い線がついているので、精神衛生上よろしくなかったので、ステレオミニプラグ端子を2ケ購入してきまして、直接80μのケーブルをとりつけました。取り付け方法は今回もハンダをつけずに、巻きつけてかしめたのみです。

ケーブルの部分は強度をもたせるために、ティッシュペーパーと共に紙縒ってみました。

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ただ、この程度の強度では数回抜き差ししただけで、断線してしまいました。

さらに使いやすくするために、ケーブルを強化する必要がありましたので、配線に弾性体が接触しないような構成にしたケーブルとしました。

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iPodはイヤフォン端子よりもDock端子の方が音がよい場合が多いため、Dockから直接音が取れればと考えまして、Dock端子を購入しました。
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参考までにピンアサインを下記に示します。
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簡単に製作してみましたところ、更に音質の向上がみられました。先のミニ⇔ミニプラグでも文句はない音ではあったものの、明らかな音質の向上が得られました。

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これでは、まだまだ使いにくいということで、ケーブルの部分を強化して現在使っております。1313947432_85








由井さんにも紹介させていただいたところ、ご自身でも製作されて音質の向上をご確認いただきました。

ライカル線の芯線をもちいたラインケーブるは、材料代も1,000円以下と
非常にリーズナブルですし、そこらの高級ケーブルなんて足元にも及ばないほどの音です。

みなさん是非お試しくださいませ。