2017/12/08

echo dotとIFTTT(スマートスイッチ)

Amazon Echoが購入可能のメールが届きました。さして興味も余りませんでしたがPrime特典の2000円引きにつられて購入してしまいました。
echo dot
 セッティングは至って簡単で、iPhoneなどの専用のアプリでalexa.amazon.co.jpのwebでガイダンスに沿って設定するだけです。最初は、時間や天気を聴いたり、アラームをならしたりと一般的な内容を試してすぐに飽きてしまいました。
echo dotですが、Prime Musicを再生することができ、選曲も非常にアバウトな範囲ではありますができます。最近BGMのながら聴きでよくつかっているのが、6C45Πシングル+Timedomain miniのシステムです。音質的にそれほどシビアなシステムでないのでこれにecho dotをつないでみました。echo dotのステレオミニの再生音質ですが、iPhoneなどの携帯電話レベルだと思います。(あまり真剣にはきいてはいませんが・・・)
DQM_XVHUMAAvLPq
Webを見たりメールをしながらBGM的に音楽を流しておくときに、手をとめずに指示をだすだけで聴きたいジャンルの音楽やニュースを再生することができます。電話がかかってきたりしたときも、電話から手を離さず再生を止める事ができます。PCで作業中に手をキーボード離さずに操作ができることは相当快適です。
これに乗じて、スマートスイッチのsonoffを購入してみました。

sonoff
100VのACラインにとりつけるだけで、Wifi経由でスイッチのON/OFFができます。AlexaのUSAバージョンではスキルもあるので声で指示ができるのですが、日本バージョンではまだスキルが登録されていないのでEcho dotから直接は利用できません。しかしながらIFTTTのアプレットを登録してEcho dotでトリガーすることでEcho dot経由でリモートコントロールできます。ただ認識できる言葉がいまひとつ少なく(私の発音が悪いせいもあると思いますが)指示するフレーズが少ないように思います。ただ、いったん認識して決めてしまえばも普通にEcho dot経由でアンプの電源のON/OFFができます。もちろんスマートフォンのアプリでもON/OFFは可能です。コマンドの登録が中国のサーバーですのでセキュリティ面での懸念があるかもしれません。

Echo dotを接続している6C45Πシングルのシステムですが、いくら音質的にゆるい設定とはいえ真空管アンプということである程度の時間はウォームアップは必要です。このスマートコンセントには指定の時間にON/OFFさせる機能があるので、起床する1時間前にアンプの電源を入れるように設定しました。
Echo dotを設置してからというもの、これまでは部屋の中で声を出す事がありませんでしたが、いまはAlexa,Alexaと頻繁に指示をだしています。
だんだん、子供の頃にSF映画でみた世界が近づいてきたような感じです。
2017/12/02

自作IV抵抗

TDA1545Aに取り組むようになってからかなり経ちます。IV抵抗で音質が相当変化するために、金属薄膜、圧膜、チップ抵抗、カーボン、金皮、巻き線抵抗など入手可能なものはほとんど試してWEの板抵抗にたどり着きました。
かねてからファインメットコアを使った無誘導抵抗がありました。構造的には無誘導巻き線抵抗ですので効果の確証がもてなかったのと、抵抗配線やボビンの入手ができずに取り組めずにいましたが、ようやく部材も揃いましたので試作してみました。一般的な無誘導巻きの抵抗との違いはファインメットコアが介在するということだけです。
R
この抵抗の目的はIV抵抗ということで、直流ではなく音声信号が流れます。キャンセルしているとはいえインダクタンスは発生するので交流に対する純然たる抵抗として働きます。
抵抗線は手巻きですので結構手間取りましたが、なんとかボビンに巻き付けHIKOKIのハイテスターで合成インダクタンスがほぼ0になるように抵抗値とインダクタンスを合わせ込みました。使用するにあたって、シールドをしたり配線がゆるまないようにしたりと作ってそれをハンダ付けすれば良いと行った類いのものではなかったですので、とりつける条件もいろいろ検討しました。

さて、音だしです。正直言ってほとんど期待をしていませんでした。音楽が始まってしばらくなにが起こっているのか理解できませんでした。極低音域から高音域までの凄まじいほどの解像度と空間再現。WEの抵抗を取り付けたときも空間再現には驚いたのですが、空間によどみというか弛みがまったくなく、音の分解能がずばぬけてすばらしく楽器の音の立ち上がりもリアルそのもの。
これまで試した抵抗の中では、高音域に響きが付加されて一聴すると解像度が上がったように錯覚するものがありましたが、それとは全く異質です。凄まじい解像度で音を一つ一つ再現するとともに、空間の余韻も本当にここまで音が残っているかというぐらいまで再現されました。
これまで試してきた抵抗がどれだけ音質に対してロスをしていたのか実感するとともに、配線の太さや材質、巻き数やインダクタンスを変えて最適値を探ってみようと思います。
普通こんな馬鹿げた事だれもやらんですよね。lol

ちなみにフェライトコアやオリエントコアで同じ事をやってみましたが・・・・・だめですね。 
2017/11/25

6C45Π+2A3

今の6C45Πの初段の出力で、2A3が駆動できるか試してみました。

ハイブリッド
6C45Πの電圧出力をMundorfでDCカットした信号を2A3のパワー段に接続するだけです。信号線とGNDを空中配線しました。
音質はともあれまずは出力の確認でしたが、2A3を駆動するにはこの6C45Πの構成では非力なようです。もっと、出力のVp-pを大きくとらないといけません。6C45Πでも2段増幅しないといけない可能性が見えてきました。もっとシンプルに1段増幅としたかったのですが、なかなか難しそうです。
2017/11/18

6C45Π シングルアンプ その2

低域のボケを少しでも解消するために、初段のカソードコンデンサーを取り外しました。
171118 6C45N Single
この手法ですがメインの2A3の6SN7GTの初段にも採用している方法で、ゲインは少し低くなりますが低域が締まります。この一週間このアンプでTimedomain Miniを駆動して音楽を聴いていますが、そこそこのバランスで駆動できているようです。アンプもスピーカーも能力がメインと比較してかなり低いので空間の再現性や周波数特性的はよくばることはできませんが、クラッシック音楽でも違和感が少なく聴けるようになってきました。ミニワッターですが素のSV-2A3より断然良くなってきました。

2017/11/12

6C45Π シングルアンプ その1

6C45Πでプリアンプをと考えていましたが、メインの2A3に接続しないことにしましたので、オールファインメットでない3rd真空管アンプの6C45Π単段アンプの増幅段としてつかうことにしました。
ネックは電源につかうためのファインメットチョークの手持がないということと、944Uレベルの特性でない947Cしか部品が残っていないのでそれらをどうやって使うかという事に頭を悩ませました。947Cを単体で使うと高域の特性が悪いので、それを補ってやらないといけないといったことなどです。円高の時でないと、944Uを30個まとめ買いといった暴挙に打って出る事ができません。
アウトプットもラジオ少年のキットのものですのでメインの2A3や2nd 6C45Π PPのレベルまでにしなくてもいいと自分に言い聞かせて取り組みました。

電源は単段アンプの電源にまだ余力があるので分岐しました。一応の縁切りということでパワー段の電源には0.8mHのチョークをいれておきました。本来はメインの2A3のようにもっと大きいインダクタンスのものを初段側に入れた方がいいのかもしれませんが、そのあたりは今後の検討です。
ヒータートランスも単段に使っている物から分岐すればいいのですが、配線が面倒でしたのでそのままラジオ少年のものをつかっています。
171110 6C45N Single

 この2週間ほど取っ替え引っ替えやっていましたが、基本的な回路はこんな感じです。段間のカップリングは0.22uFとかの容量の小さい物ですと低域が抜けましたので、Mundorf黒の2.2uFをつかいました。これですが、ブラックマター化しないとアルミの音が耳につきますが、接続するスピーカーがTimedmoain Miniということで、高域が弱いので思ったほど耳につきません。いい感じにスピーカーがフィルターになっています。
音を聴きながら部品を取っ替え引っ替え、回路を組み直しています。また電圧についてもヒーター電源が独立しているので、B+についてはスライダックで変更しながら試しています。パワー段については固定バイアスとなっているので、B+の電圧をかえればバイアスも最適値に変更する必要があります。
とりあえずは、空間がまがりなりにも部屋いっぱいに広がるようになってきましたし、低域のボケも許容範囲にはいってきたので一段落とします。組み合わせは無限ですので、真空管アンプの勉強にはもってこいです。
【電源】
電源

【初段】
初段
【パワー段】
増幅段
2017/11/05

6C45Π Pre-Ampの検討

6C45Πのプレートから信号を取り出して、インピーダンスは高いもののプリアンプの検討をしていましたが、電源がDC-DCコンバーターでは話にならない状況でした。まあ回路の検討ということで部品もたいしたものが使っていなかったので仕方がありません。
PPアンプやシングルアンプで電源や部品を適切なものにしてやれば音は良くなる事は目に見えていたため更新してみました。

171104 6C45N Pre

 電源はシングルアンプ用のファインメット倍電圧電源をそのまま流用。プレートとカソード抵抗はWEのプレート抵抗。カップリングはMundorf M−Cap 黒 2,2uFにするとともに、電源強化のために947C 600uFを2つ平滑化用に取り付けるとともに、自己バイアス用のカソードコンデンサーを947C 600uFとしました。
ここまでやれば、安心して聴ける音質です。DACからアンプ直結と比較すると音の一つ一つが更にハッキリとする傾向です。周波数のバランスもカソードやカップリングのコンデンサで調整はできますので、DACから出力された音が加工されるのは間違いないですので、好みの問題かもしれません。
しかながら、私の環境ではプリアンプは微妙な立ち位置です。TVCで音量を調整をするならTVC後に接続するのは有りだと思います。真空管のパワーアンプを1台つくるのと労力も資金もほぼ同じですので一概にお勧めできないです。ただ、違った世界が広がっているのも確かですのでシステムによっては接続するのはありだと思います。


2017/11/01

6C45Π Single 電圧回路

Timedomain Mini用のアンプの6C45Π Singleアンプですが、やはり聴いているとどうしても欲が出てきます。拙宅ではこのほかにも6C45Π PP+励磁スピーカーと2A3 Single+GS-1Wが稼動していまして、これら3つのシステムは同時に音楽を再生することがもちろんありません。この2つのオールファインメット、ケミコンレスアンプの肝となるパーツとして24Hのファインメットチョークがありますが、これはアンプに火を入れる際に接続しなおしてつかっていました。
6C45Π Singleアンプの電源はケミコンレスとなっていましたがチョークにサンスイのオリエントチョークを使っていましたが、やはり他の2つのシステムと比較すると音のキレもなくまったりとしていました。こんなものかと聴いてはいたものの、やれば良くなることはわかっていましたので、他のアンプと同じようにチョークについては取り外し可能な構成としました。また、倍電圧制御ということもありWE Plate Resistorの抵抗もいれたのですが、リップルが若干残っていましたので、947C 600μFを追加しました。最終的にはこのような電源回路となっています。
171023 6C45N Single_01
赤で囲んであるところが今回の変更分ですが、目論見どおりこれによってレスポンスは劇的に向上するとともに、ノイズ感も改善されました。ある程度真剣に聞いても良いレベルにはなったと思います。
あとは、空間の再現性の課題が残りますが、こればっかりはアウトプットを変えないとどうにもなりません。そこまでやれば、6C45Π PPアンプと同じレベルの音になると思います。そこまでやるかどうかですが、またしばらくこの状態で聴いてみて我慢できなくなったら交換ですね。
ちなみにこの電源ですが、プリにも使えますので電源部分は独立としています。
2017/10/30

6C45Π Anodeからの信号取り出し

カソードフォロワでプリアンプは組むには組めたのですが、今ひとつパッとしないので、プレートから電圧を取り出すように回路を変更してみました。
171020 6C45N Cathod FollowerDCDC Plate_01
 奇しくも、検討の中のひとつの2A3の初段としての回路の確認をするに至ってしまいました。
2A3
今回は容量の大きいプレート抵抗が手持のWE Plate Resistor 10kΩしかなかったのですが、5kΩにすれば上の回路に記載されているカソード電圧ぐらいになると思います。
Youtubeの1khzの正弦波の信号をMacbookのステレオミニ出力するとVpp=0.4Vぐらいです。
このときの出力がVpp=13.2Vとなりましたので、10×log(13.2/0.4)=35dBぐらいとなります。
カソードから取り出すよりも音質はよくはなりましたが、まだ今ひとつぱっとしません。
回路的にどうのこうのというのは限界があると思いますので、最終的にはカソードのケミコンフィルムに変えるのと、電源の検討をしたいと思います。
プリとして使うのでしたら、抵抗またはTVCでの入力信号の調整。バッファーでしたらアノード抵抗とB+
の調整となると思いますが、そのまま増幅段を組んでアンプにしてしまってもいいかもしれません。
2017/10/25

6C45Π Pre/Buffer Amp

DACにトランスIVを使っているからかも知れませんが、個人的な用途としてはPre/Bufferアンプの必要はあまり感じていません。TVCがパッシブなボリュームコントロールということもあって、その後にアクティブで処理をしたらどうなるかという事の検討のために検討をしています。
TDA1545AをTLT-1010でIVをした場合、CDプレーヤーやiPhoneなどの機器と比べて若干出力が低いので僅かな利得を考慮してもいいですが、まずはカソードフォロワーの利得1以下で検討を初めました。
回路的にはこんな感じです。本来でしたらプレート抵抗をいれてやって定電流にしてやった方がいいかもしれませんが、まずは味見ということでなしとして、カソードフォロワーの回路としました。
171020 6C45N Cathod FollowerDCDC_01

  (※クリックして拡大)
12AU7な6N1などでカソードフォロワーの音いい意味味付けなくインピーダンスを下げる事は経験済みですので劇的な音の変化は期待せずに、6C45Πというgmの高い管をつかってどのような回路が構成できるかの確認です。電源は可変できるように、ebayで調達したDC-DCコンバーターを使いました。
DCDC
12Vを供給で抵抗を調整することで350Vぐらいまで出力することができます。実験には手軽で重宝しています。
カソフォロ
回路的には自己バイアスのSingleアンプのカソードコンデンサーとアウトプットトランスを無くしたような感じです。手持の有り合わせの部品をつかって組み上げました。
iPhoneやMacのステレオ端子からの出力に対しては有効でしたが、トランスIVのTDA1545Aとの相性はあまり良くありませんでした。といいますか、TDA1545Aのレベルが高すぎてあり合わせ部品で製作した粗がもろになった感じです。色づけも殆どないため何をしているのか恩恵もあまり感じられませんが、電源をまともな物にすれば化ける可能性はあります。ただ、もともとカソードフォロワーの音はあまり印象がよくないので、プレートから信号を取り出して、2段目でカソードフォロワーにした方がいいかもです。SRPPも検討にいれてゲインを少し上げた構成でもう少し試してみようと思います。

2017/10/20

6C45Π Single B+電圧調整

6C45ΠシングルのB+電圧ですが、海外のサイトで200Vぐらいを供給されている図面がいくつかアップされていたので、プレート電圧は200Vぐらいまでは大丈夫と思ってつかっていました。6C45ΠはWE437A
の互換とされていますが、最大プレート電圧がWE437Aが200Vなのに対して、6C45Πは150Vとなっています。アメリカに住んでいる友人からやっぱり少しまずいんじゃないという事で部屋を暗くして真空管を撮影した写真を送ってみていただきました。
200V
 ※B+:200V
プレートに赤い反転なんかがあったら即ダメ、通常はプレートは赤くならないとのことでした。
写真では分りづらいですが、明るくなっているみたなのでやはり6C45Πのプレート最大電圧は150Vと考えた方がいいでしょうとの事でした。そのため電圧をスライダックで調整して150Vに落としてみました。
150V
 ※B+:150V
明らかに赤みが消えました。
このアンプ専用でスライダックを使う訳にもいかないので、抵抗をいれて電圧を調整してみました。
抵抗にはWE Plate抵抗をつかいました。
回路
2.5kΩの物でほぼ150Vまで落とす事ができました。とりあえず連続稼動しても、手で持ち続ける事ができるので問題ないと思います。
回路的いはこんな感じになります。

171019 6C45N Single_01
 ※クリックで拡大
電源ラインにホーロやセメント抵抗をこれまで入れた事がありますが、どれもあまり良い印象がありませんでしたが、今使ったWE Plate抵抗はそのような音質の変化も殆どかんじられず大丈夫でした。