Yoshii9にはライカル線の0.2sqが使われています。軟らかく、細いケーブルです。

当初GS-1をこのケーブルでYA-1と接続して使っていました。

由井さんから、スピーカーのケーブルは細くて軟らかいほうが良いとお聞きしてましたので、この条件で更にみあうケーブルを試してみました。

試した種類ですが、

1.0.2sqライカル線(リファレンス)
2.電話線
3.LANケーブル芯線(単線)
4.LANケーブル芯線(複線)
5.80μ ライカル芯線(単線)
6.3.5sqキャプタイヤケーブル
7.0.28mm銅線



そこで分かったことですが・・・

1.細くなればなるほど、音がクリップする音量が低くなる。
2.断面積が小さくなる(細くなると)抵抗値が上がってしまう。
3.長くなるほど抵抗値が大きくなる。
4.同じ断面積なら複線よりも単線の方が音がよい。


《各ケーブル5mの抵抗値》

  線種           線径(mm)   本数(本)     長さ(m)    抵抗値(Ω)
①RSCB芯線            0.08     1        5       16.9
②電話線                0.065     4        5        6.40
③LANケーブル単線   0.5      1        5        0.43
④0.28銅線        0.28     1         5        1.38
⑤RSCB 0.2SQ     0.08     40        5        0.42
⑥3.5sqCT             3.5      1        5            0.00
※CTは複線だが1本で計算

■電話線
モジュラー













■LANケーブル
5m LAN










⑤のRSCB 0.2sqをリファレンスとして実際に、YA-1とGS-1を接続して比較してみました。

①②は線が細すぎて抵抗値が上がってしまい、せっかくの電磁制動が利かなくなってしまうためか、音が劣化してしてエコーがかかったようになってまいました。特に①まで抵抗値が高くなると、音量も小さくなってしまいました。


④の銅線は固くて鉛をカシメても振動がとれきらずに、音がにごりました。
鉛をカシメるとともに、90°に所々おれまげることで振動の減衰を図りました。音量は充分稼げましたが、音質も今ひとつでした。

⑥は音が雑すぎました、低音はボアボアで高音はギイギイでした。

⑤のLANケーブル単線ですが、リファレンスと甲乙が付けがたい音質でしたし、こちらの方が解像度が高く感じることがありました。

しばらくして、ソフトタイプのLANケーブルを購入しまして、これが8本の複線で0.5mmの太さの中に8本細線が含まれてました。

早速これにケーブルを交換してみると、明からにRSCBよりも解像度が高く、クリップする音量もかなり大きい領域でした。

ということで、現在はソフトタイプのLANケーブルをスピーカーケーブルに使用してます。

LANケーブルの芯線のような細い線でドライブされようとは、GS-1自身も想定していなかったのではないでしょうか。友人から極太のオーディオ用の3mのスピーカーケーブルも借りて試しましたが、細かい音の解像度が全くダメでした。

ちなみに、テストに用いているCDへキースジャレットのケルンコンサートです。Timedomainの解像度を評価するためによく冒頭に収録されている笑い声が使われていますが、GS-1ですと聞こえるのは当たり前です。

私は冒頭の30secぐらいに収録されている、スピーカーのハウリングのような「キーッ」という音を良く使います。実際には左側に定位するのですが、使用する機器によっては中央から聞こえたり、あらぬ方向から聞こえます。

LANケーブルの被覆を設置するのに強度や電気的に問題のない部分は剥いてしまって紙テープで巻きました。スピーカー、YA-1の接続端子の双方からの20cm等間隔で5ケずつ鉛をカシメてあります。


我が家の環境で一番よい音が聞ける機器の組み合わせです

■スピーカー:ONKYO GS-1
ルーム






■スピーカーケーブル:elecom スリムフラットLANケーブル 5m芯線
■再生装置:PX-860E(アナログプレーヤー:ラインケーブル80μm ステレオミニ仕様)

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