新大陸への誘い

 If it measures good, and sound bad, it is bad.
ファインメット関連
頒布先

ふと、ず〜っとまえに由井さんにお聴きしていた、実際に由井さんがGS-1を購入された方の家に出向いてセッティングされていたという方法を思い出しました。

その方法というのは、低音の信号が入った音楽を片チャンネルで再生して、一番気持ちよく低音が聴く事が出来る位置に置いて設置。次にもう一方を再生して、一番低音が気持ちよく聴こえる位置に設置するという方法です。

この2年間、GS-1のセッティングはインシュレーターを追加したぐらいで変えていませんでした。
部屋の中の物のレイアウトも変化しました。そこで、現状の不満点であるスピーカー間の糞詰まり状態を解消するためにスピーカーの間隔を広げる方向でセッティングしなおすことにしました。 

由井さんからも、再セッティングに際して下記のコメントをいただきました。

〜試聴場所の良い処は、駆動点としても良い処。低音の波長より部屋のサイズは小さいので(大屋敷は別)こうしてベストテンを探す。共振で低音を再生してるスピーカでは意味が無いが・・〜

〜隅は全ての定在波モードの節になるでここで駆動すると、低音再生が偏る。全ての有効周波数について腹でも節でもない処は理論上存在しない(限られた大きさの部屋では)、音楽(低音)を鳴らして自分に良い場所を探すしかない〜

GS-1の低域のユニットのみで低音の入った音源を再生しながらユニットを動かして位置をさぐってセッティングしました。言葉で書くと簡単なのですが、なんせ低音部だけでも70kg以上あるGS-1ですので動かすだけでも汗だくです。 

由井さんが実際にセッティングのときにつかわれた低音の入った音楽のペールギュントの山の魔王の宮殿の冒頭、だだだだだだだの低音楽器の繰り返しを鳴らしながら、GS-1を動かし(1人で)バランスの良い点を探しました。

この方法は本当に分りやすいです。

写真 2013-06-22 4 02 31

内振りも少しきつめにして、焦点を部屋の対面の壁より少し手前にしました。

また、魔改造Timedomain lightのユニット直前での細い線を短くフィルターのように使って、振動の集約と制振も施しました。
写真 2013-06-22 8 53 00

長さは3cm。抵抗値にしてプラスマイナスの配線で0.05Ωの加算です。YA-1のアンプICからスピーカー端子までと同じ種類の配線です。全くの非常識なことだとは思うのですが、これで低域が引き締まるとともに、音場が一気にひろがりました。
アンプからスピーカーまでの配線は抵抗値と振動、外部からのノイズの対策が重要だと思います。
太い線で制振をするのが難しいので、このような方法をとりました。アンプから細い配線までの白い配線は同軸シールド線です。

GS-1はこれからの詰めが大変なことは十も承知。すこしずつ時間をかけてセッティングを詰めていこうと思います。