新大陸への誘い

 If it measures good, and sound bad, it is bad.
ファインメット関連
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U's Environmentのyiu様のYA1用非安定化電源の平滑回路の記事の中で、平滑化回路のシュミレートを実施されました。またそのコメントに位相とリップル特性は同時にシュミレートできないとのことでしたので、DAC電源のリップルシュミレートをしてみました。回路は下記で簡単なチョークインプットです。

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チョークが小さいので平滑化はそれほど期待できないので、初めコンの容量を真空管アンプと比較すると相当大きくしてあります。この回路でもハンディテスターレベルではリップルは測定されておらず、DACの音も正常に出力されています。
1200uFを3600uFとしてシュミレートした結果がこちらです。

左1200uF   右3600uF
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確かにリップルは少なくなっています。
1200uF :  14.44V〜14.30V (Δ140mV)⇒5V (49mV)
3600uF :  14.43V〜14.35V (Δ 80mV)⇒5V(27mV)
3200


この程度でしたら、位相を揃えるほど音に影響しないかもです。低域のゆとりがでて引き締まると共に、全帯域でさらに濃密になる感じにはなります。

試しに50,000uFにするとこんな感じで相当リップルは減少します。
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ただ、50,000uFを特性の良いコンデンサーでそろえると・・・・現実的ではないです。
ということでPanasonic FC 2700uFを20個パラってテストしてみました。
 
音・・・抜けが悪いのとのっぺりしてしまいました。
50000uF

シュミレーション上ですが、どれだけコンデンサーの量を増やしてもリップルは残ります。
DCとは名ばかりで、オフセット電圧のあるACなんじゃないかと思ってしまった次第です。
シュミレーションだけではなかなか音に直結させるのは本当に難しいです。