新大陸への誘い

 If it measures good, and sound bad, it is bad.
ファインメット関連
頒布先

SCD-XE800

ポータブルCDプレーヤーの光でのSPDIF出力とPCのUSB経由の再生音について比べてみると、圧倒的に前者の方がノイズ感が少なく耳障りな音が少ないといった結果となりました。
同じSPDIFでの転送方式でも光による転送は、TOSLINKのところで光と電気の変換が送り側と受け側の2回必ず発生しますし、実際のところ光の方が同軸ケーブルよりも波形がなまります。ということで同軸と光転送を比べてみました。
今手元に残っているCDプレーヤーで同軸出力ができるものはSONY XE-800しかありません。このXE-800ですが電源部分のコンデンサーの更新、ファンメットビーズ、カットコア(非売品)などがちりばめてあります。あと余談ですが・・・SACDのDSDシグナルが外部に出力できるようにしてあり、友人にプログラムしてもらったLPC4330explorerを介してMacでファイル化することができます。

さてまずはXE-800の同軸出力をそのままDAIのWM8805に接続してみました。
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ん〜 いまひとつパッとしません。音は整ってはいるもののなんかのっぺり。
ということで次に、XE-800の同軸出力の近くにWM8805をSPDIFレシーバーとして取り付けました。

解像度はあがって1音1音ははっきりしますが、ピンときません。しかしながらこの時点でポータブルプレーヤーの光出力よりは解像度も高く音質は良くなっています。 でも、少しノイズっぽい‥‥
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もしや・・・CDプレーヤーの電源とDAC側の電源がアイソレートされておらず、CD側の電源ノイズがDAC側に入ってしまっているのでと思い、パルストランスをとりつけてみました。パルストランスはこれまで試したもので一番よかったルンダールLL1572をつかいました。

  WM8805
予感的中です。一気に空間が広がり部屋中の隅々まで音がひろがりました。 

XE-880の電源にはファインメットチューンはしてあるとはいえ一般的なトランスを整流したものです。またSPDIFレシーバー側のWM8805もTPS7A4700で簡易的にローノイズ化したものです。これに対してDAIとDAC側の電源はファインメット電源トランスでケミコンレス仕様。このクオリティの差は歴然!

絶縁することでDAC側はファイト電源となったことで一気に澄み渡りました。パルストランスの有無で、ここまでの差を感じたのは初めてです。
市販品ベースの電源とファイトケミコンレス電源の品質の差がそれぐらいあるということなのではと思います。

以前はSPDIFは解像度が低く空間再現も希薄と思っていましたが、適切な処理をすることで高密度な音楽再生ができるということがわかったのは私にとって大きな収穫です。 目先のテクニックに走らずに根本的な部分にじっくり取り組む事の重要性を再認識です。

さて、正月まで公私ともに多忙を極めるのでちょっとオーディオは休憩かもです。手持のCDを聞き直そうと思います。