新大陸への誘い

 If it measures good, and sound bad, it is bad.
ファインメット関連
頒布先

あけましておめでとうございます。さて、年が明けました。カールベームのモーツアルトのレクイエムをバックに年越し蕎麦を食べながら年をこし、朝からダイアナクラールのライブインパリを聴きながらおせちを頰張る平和な正月を迎えています。世界各国からの新年の挨拶もSNSを通してたくさんいただきました。今年は50歳になる節目の年となります。
孔子曰く「50にして天命を知る」公私ともに自分の天命はなにか・・・まあそんな大それた事はおいておいて、公私の私では、ひきつづきシンプルイズベストを掲げて少しでも良い音で音楽を聴く環境を整えようと思います。

音を再生するためのシステムで一番重要なものは電源。これがないと音がでません。粗悪な燃料で飛行機やF1が能力を発揮できないのと同じだと思います。次に機器でクオリティが要求されるのは耳に近いスピーカー。車でいうと基本設計のフレームやボディの部分。ここであらかたの再生品質が決まってきます。次にそれを駆動するためのアンプ。スピーカーの能力が高ければ高いほど、駆動するアンプの品質も重要になってきます。F1に軽自動車のエンジンを積んでも高速コーナーを300km/h近い速度で駆け抜けることはできません。ここまでの環境が揃った上で、最後にDACやレコードプレーヤなどの再生機器の品質が問題になってきます。
これらのことを私のシステム当てはめると、スピーカーはシングルの励磁またはGS-1ですので、それ以上の再生音のクオリティを望むことはできません。これを駆動するためのアンプの改良に注力していこうと思います。アンプや励磁スピーカーの電源の技術をDACに応用ができます。ファイルのフォーマットやNサンプリングレートはそのあとの話だと思います。とはいうもののシステムは一番低いクオリティの機器に足を引っ張られますので、バランスも重要です。

年始早々家族の寝静まる中、年末年始の休みに取り組もうと思って残してあった大型ファインメットチョークを真空管アンプにセッティングしました。その効果は絶大で、全帯域において躍動感が増し、高域は更にリアルに濃厚にセパレーションもよくなり、低域は音量をあげても音の粒が崩れずにリスニングポイントにむけてとんできます。下の位相が揃って遅れない低音が再生できるようになると別の世界が広がるんですね。コンサートホールでいうとS席の感動です。
S
林立するコアは全てファインメット。コンデンサーはすべてフィルムです。
現状の回路はこんな感じです。いたって普通な2A3シングルの回路ですが覚え書きとして乗せさせていただきます。
2A3

 真空管アンプにレトロな音や雰囲気を求めていません。ではなぜ今更ながら真空管アンプを使うかということですが、ひとえにコストパフォーマンスがいいからです。負荷(
真空管やICなど)の動作を考慮した良質な電源を準備すればどんな機器でも最高のパフォーマンスを発揮します。しかしながら、私が今取り組んでいる全体域低インピーダンスで周波数の回転が少なくとも可聴域、あわよくばその外の帯域までない電源を構成しようとする場合、電流値が多いと経済的にも場所的にも実現が困難です。某所ではLM3886に対してこのような電源に取り組まれています。
オールファインメットコアのケミコンレスの構成の真空管アンプの構成はあまり一般的ではないですが、高電圧で低電流の真空管アンプですとそれに近づき易いということです。

今年最初のネタはすでに仕込んでありますが、それが到着したらどうなることやらと、いまから楽しみです。

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