新大陸への誘い

 If it measures good, and sound bad, it is bad.
ファインメット関連
頒布先

TVCの差動合成をTLT-1010WJに更新したのを機に、これまで使ってきたTLT-4399Jを取り外しました。
それを使ってサブのTDA1545A トランスIVのDACを1台自分用に組みました。
 4399-3

構成は、パルストランス経由でWM8805でSPIFで受けてI2S変換し差動TDA1545Aの基板を使って、差動出力をTLT-4399Jで受けました。サブ機ということもあってIrefは基板上の表面実装抵抗のままです。
IV抵抗は2kΩ。これはメイン機でも使用しているWEの板抵抗を使いました。抵抗値はもっと細かく調整した方がいいのは分っているのですが、手持ちではそれほど細かくできません。

抵抗値の調整の方法は、抵抗IVではありますが、Greece7さんが オーディオ四苦八苦〜蜃気楼の果てに〜 TDA1545A 抵抗IV編 で詳しくご説明されています。R3=R4=11kΩの構成で3.3Vを印加してありますので、ダイナミックレンジを確保するためにTDA1545Aには5.5Vを印加しています。

シングルの場合1kΩですので、差動の場合は2kΩとなります。抵抗IVの場合はDACの出力端子が2〜4Vでスイングするのですが、私が取り組んでいるのはトランスIVでDAC側ではなくてトランスの2次側に抵抗をとりつけます。トランスの1次側のDCRで電流を受けているので そのDCR(2mAx20Ω=40mV)分はスイングするはずなのですが、テスターをあてても電圧の変化はありません。S氏によると「コアが電流で励磁され励磁の変化の割合に応じてエネルギー保存による電磁誘導が起きる」とのことです。交流の場合はインダクタンスもありすので、この抵抗IVの式がそのまま適応できるかどうかは分りませんが、1khz 0dBの波形をDACに入力してオシロを当てると奇麗な正弦波が出力されます。
4399
電源はメインと共用にしました。セメント抵抗がおいてあるのは林立するフィルムコンの電荷をぬくためです。拙宅では真空管アンプもそうなのですが、電源の近くにはセメント抵抗が置いてあります。

メインのDACとの違いは、Irefの抵抗とIVトランスのコアのサイズ。TLT-4399JはTLT-1010WJよりも2周りぐらい小さいサイズです。リスニングポイントでの周波数特性を測定しても殆ど変化はありませんが、
拙宅のシステムですと聴感上では音の余裕が異なります。S氏がおっしゃられる、励磁されるときのキャパの違いが音になって現れるのでしょうか。

サブ機をつくったことで、メイン機の修正、調整をしているときも音楽を絶やさないようにする事ができました。