新大陸への誘い

 If it measures good, and sound bad, it is bad.
ファインメット関連
頒布先

6N3チューブプリアンプですが、とりあえずコンデンサーを交換することで、ある程度プリとしてつかえる目処がたってきました。
ただ、無帰還にしたことでゲインが高すぎてかなりボリュームでしぼらなければなりません。
初段から出力をとっても、かなりボリュームでしぼらないと爆音となります。

無帰還改造後
ZUMEN


2段目
1510NO2


1段目
1510NO1


ということで、1段目で入力と出力のレベルが同じになるような部品定数をシュミレーションしました。

2段目
1010NO2


1段目
1010NO1

早速、プレート抵抗を100Kから10Kに変更するとともに、並列で並んでいる次段用のグリッドリーク抵抗150Kの抵抗を10Kに交換しました。この時、DACの接続ポイントは未接続のときに3.7Vでした。
とりあえずDACの出力をカソードに接続して音楽を聴いてみたところなんか時折音が歪みます。
おかしいと思って、DACを接続したままカソードの接続ポイントの電圧を測定してみると4.3Vありました。DACの出力ピンの許容値をこえてしまっていました。

本来ならば、10Kに変えた抵抗を15Kや20Kに変えるのですが更にゲインが上がってしまいます。
さてどうした事かと思案して電源電圧を下げて対応する事にしました。電源をコンデンサーインプットからチョークインプットに変更すれば確実に電圧は下がります。
電源トランスは117VAC 170VAC仕様ですので、100VACですと145VACぐらい。
145VACの場合ブリッヂ整流のコンデンサーインプットですと、180VDCぐらいになりますがこれが2段チョークインプットになると、155Vぐらいまで下がります。チョークは10H DCR 115Ωぐらいのものを2つ使用しました。もともとついていた2kΩの平滑用と入れ替えです。
6N3 IV

チョークインプット

その結果DACを接続した状態でカソードの電圧が3.7Vぐらいとなりました。これで、爆音と音の歪みともおさらばです。

ここでネックになってくるのが、真空管アンプの出力インピーダンスの高さです。元々の回路は1段目のカソードからも出力をとっていたのである程度は低インピーダンスなのですが、回路を変更しましたのでそれは望めません。2段目にER-4Sをつないでもか細い音になってしまいます。
インピーダンス変換といえばトランス。手持のTLT-0612SSJ(600Ω:12kΩ)を逆使いして取り付けました。真空管アンプのように、直接高電圧をかることができてコアサイズもそれに見合っていればアウトプットトランスの方がカップリングコンデンサーも外す事ができて理想的なのですが致し方ありません。
 0612
写真は初段からの出力をトランスに接続していますが、音量もあまり変化しませんでした。
2段目に接続してER-4Sで聴いてみましたが、充分音量がとれました。
本当に元のプリアンプの価格を考えると何やってんだかの構成ですが、予想通りの結果にしかなりませんがとりあえず一段落です。しかしながら、オールファイトのシステムにこれをつなげると位相のネジレがモロ分りです。(^^;; 電源やチョークを全てファインメットで揃えたいところです。

かなり高音質なTDA1545Aの真空管IVですが、ファインメットトランス1発のトランスIVと肩を並べる日がいつかくるかもしれません。
jpg

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