新大陸への誘い

 If it measures good, and sound bad, it is bad.
ファインメット関連
頒布先

6C45Π PPと2A3シングルのアンプの比較をしてきましたが、一つ同じ土俵でないことがありました。
それは電源フィルターの環境です。電源フィルターも全てファインメット。(この2セットの中でファインメットが使われていないのは、6C45Πのヒータートランスのみです。)

6C45Π PPは開発中で構成が日替わりで更新されるということでリスニングポイントに近い所に設置していました。そのためDAC電源に使っている6AのACフィルターを通して90VAのパワートランスや東栄のヒータートランスに電力を供給していました。
一方2A3シングルというと、メインということもあって12AのACフィルター、おまけに非売品の400VAのアイソレーショントランスを通して180VAのパワートランスに電力を供給していました。

大体の構成はきまりましたので、メインのアンプの横に設置したため電源フィルターを共用することにしました。まずは6Aと12Aのフィルターの差が、2A3シングルよりも更に電力使用量の少ない非力な6C45Π PPでどれだけ変わるか試してみました。次にメインのアンプと同じ構成で試しました。
下の図の上側はこれまで、6C45Πを評価時、下側がメインの2A3シングルの電源フィルターの構成です。
AC100
(※図1) 
このフィルターの後に接続されているアンプの回路はこちらになります。図2の左下の100V:100Vトランスが図1の90VA Power Transにあたります。
6C45N PP TDA1545A -24H
(図2)
まずは6Aから12Aへの変更。下の構成の400VAのアイソレーショントランスが無い状態です。
これで純然たるフィルターによる違いが分ります。
 
6Aのフィルターでも充分だと思っていた、低音の分離が更にクリアーになり量感が出るとともに、シンバルやトライアングルの音が更にリアルに響き渡りリアルそのもの。背景も更に透き通って楽器がリアルに浮かび上がってきます。ここに書いていいのかどうか少し迷いましたが・・・
6Aフィルターだけを聴いていればそれで満足してしまうのでしょうが、12Aを聴いてしまうと絶対にもとに戻る事はできないです。それほどまでに違います。とても同じアンプと思えないほどの変化です。

次に調子に乗って、400VAのアイソレーショントランスも通してみました。
2A3シングルも6C45Π PPオールファインメットケミコンレスのアンプ。2A3は2段増幅+CR結合、6C45Πは差動トランスインプットの単段PPという構成の差はありますが、どちらも甲乙つけがたい音質です。

さすがに400VAのアイソレーショントランスで12A ACフィルターでフィルタリングした電力をプールして供給するのは特殊な環境ですが、12AのACフィルターはSamizuacousticsさんで入手が可能です。
アンプ用にACフィルターを選択するのでしたら、12Aで決まりです。あとはDAC用にも12Aにしたいところですが、先立つ物が・・・・といったところで妥協が必要になりますね。 

もし、ファイトACフィルターの効果が分らないとなると、一つ心当たりがあります。たとえば電源にフィードバックを使ったような回路が組まれていたり、フィルターの回路がある場合、そちらの方の影響が大きくなってしまうことがあります。シンプルな回路ほどファイトACフィルターの効果は大きいです。

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