新大陸への誘い

 If it measures good, and sound bad, it is bad.
ファインメット関連
頒布先

今年度に入ってから本業が忙しくて、製作に取り組むまとまった時間がとれません。見方を変えれば今は色々作る時期ではなくて空想を膨らませる時期と受け止めています。
現状は究極的に簡単な回路にした差動単段PPと二極管IVのシステムは小変更してはいるものの励磁スピーカーとのコンビで現在のメインとなっています。プッシュプルアンプとシングルアンプの違いを楽しんだり、IVの違いによる音の傾向の違いなんかも比べていますがなかなか興味深い結果となっています。
DACについては巷ではAK4497やES9038proで話題が持ち切りの感はありますが、私がメインで聴く音楽ソースTDA1545Aでカバーできていますので今の所触手が伸びません。いまひとつΔΣ方式のDACの音になじめないという理由もあります。ハイレゾは16bitにはなってしまいますが、TDA1545Aは対応していますし、どうしても24bitを聴きたいとなればサブ機のPCM1704がありますが、16bitと24bitの違い44.1khzと96khzのサンプリングレートの違いよりも機器の本質的な能力や素性の差の方が大きく感じます。スイッチング電源アダプターで駆動された最新のDACでハイレゾを再生するよりも、充分吟味された構成の14bitのTDA1540でCDを再生した方が音がリアルに感じます。時折ES9018SやAK4495を引っ張り出してはくるもののすぐに片付けてしまってます。

余談ですが、SACDを発売しているLINN社の製品はDSDに対応していません。その理由と考えがカタログに記載されていまして共感した次第です。
LINN Kataryst Catarog
ここにも記載されていますが、DSDについては現状でマスタリングが出来ない以上PCMに一旦変換されて編集されて再度DSDフォーマットに変換されるという私には理解ができない状況になっているようです。

私の今の環境では、DACよりもアンプの方が音質の変化が大きいという事でもっといろんなアンプを試してみたいと思うとともに、行き当たりばったり配線の2A3シングルの回路変更や配線のやり直しをしたいと思っています。

気になっているのは、こちらのサイトに記載してあった2A3の2段増幅。
2A3
現状の回路が6SN7GTの2段増幅になっていますので、一段増幅ですので簡素化が図れます。2A3側に+50Vぐらいを供給してロフチン化して断簡のカップリングをなくしてもいいかもしれません。
現状の真空管アンプはバラックですがケーシングをしたいところです。こればっかりは、工具がないと始まらないですので、少しずつそろえていこうかと思います。一般的なシャーシですととても電源部分のコンデンサーが入らないですでの、アルミのプレートに真空管やトランスをのせて木枠を自作でしょうか。やはりバラックですとどうしても配線が長くなってしまいノイズの混入の原因にもなっています。

基板関係ではいつも使っているFusion PCBの日本語のサイトも立ち上がりました。価格も更に安く設定されたようですので、これまでの基板を統合したものを作りたいですし、ダイオードIVなども基板化したいです。それよりも、レーザープリンターを導入してエッチング基板を作りたいと思っています。
一番待たれるのは、お願いしてある大型のシングルアンプ用のファインメットアウトプットです。これが手元に来たらある意味私の中で2A3のCR結合のアンプの到達点となります。
やるべき時期が来たらあわてずに進めていこうと思います。