新大陸への誘い

 If it measures good, and sound bad, it is bad.
ファインメット関連
頒布先

パラフィード接続の際につかったパラフィードチョークは以前2A3でも試した時につかっていたものです。プレートにとりつけてIV変換するために、このチョークの特性がそのまま音に現れます。またDCカットのためのカップリングコンデンサーでも音が変わるので、音が変化する要素が多いということと、細かい音が消えてしまい音が劣化してしまうといったことがありました。それとは引き換えに小さい低音の伸びていないシングルアウトプットトランスの場合は、直流磁化が起こらないためコア飽和の限界が高くなり、結果として低域が伸びます。
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どうしても、高域が曇りがちで高域の位相が変になるので、低域が弱くはなりますがシングルの構成にもどしました。こちらの方が聴いていてストレスが少ないです。
先日、ヤフオクで電源トランスを入手してチョークインプットとしたのですが、やはりファインメット電源トランスでブリッヂ整流をしたほうが解像度が高かった印象が残っていて、こちらについてもストレスを感じていました。しかしながら、ファインメット電源トランスは90VAのアイソレーショントランスを流用しているために、ブリッジ整流をしたとしても150V止まりです。本来6C45Πのプレート最大電圧は150Vですが、Webで最大プレート損失を超えない範囲で200V程度までかけられた例がありましたので、230Vぐらいまでかけて、バイアスも最適値に調整してみましたが、200Vぐらいから音質はあまり変化がありませんでした。
6C45Π2本で使う電流は60〜80mA程度ですので、90VAの容量のトランスでしたら、コンデンサーインプットなら倍電圧にしたら200Vぐらいになってそれぐらいは容量的にとれるんじゃないかと思って取り組んでみました。結果として問題なく音は出力されまして、ストレスがかなり軽減されました。
171008 6C45N Single _01
今回、パラフィード、両波と回路や部品を交換してみましたが、やはり部品の特性が良くないとなにやっても限界が低いと感じました。また、部品点数が増えると音の変化する要因も増えますし、音質も必ず劣化することを再確認できました。