2017/12/23

チョークインプット用ファインメットチョーク

最後にやってきました、今年最大級の音質改善グッズ。新規開発180VAチョークインプット用ダブルコアチョーク。
180VA
チョークインプットの2A3のアンプで一番重要なのは、整流後の最初に通るチョークです。オールファインメットの構成にした際には90VAコアサイズの12Hのスペックのチョークでした。昨年の試聴会の際に180VAのシングルコアの低音の伸びとスピードの早さを実感して、すぐさま製作していただき交換しました。狙い通りコアサイズを上げる事で全帯域の音の安定感、低域のグリップが桁違いに良くなりました。もともと300Bと比較すると低域が弱めの2A3ですがこれまた低域を駆動するには相当なトルクが必要なGS-1を余裕を持って駆動できるようになりました。(写真左側) 大型ファインメットチョーク
シングルコアの製作を依頼した際に、チョークの配線の巻き方について従来のシングルコアとダブルコアのどちらがいいかといった事が議論になりました。ダブルコアについてはコアボリュームに対して断面積が大きくとれ音質的には良くなる方向にいくことしか想定できなかったのですが、価格がかなり上がってしまう事もあって試作もされていませんでした。それではということで今年の一つの課題として新規設計をお願いしてありました。それがようやく完成してまいりました。写真左側が180VAシングルコアで、写真右側が90VAダブルコアです。どちらも重量は3kgオーバーです。

2A3のファインメットアンプのチョークインプットに従来のシングルコアの180VAのチョークを使用すると、どういったことが起こるかというと、ドイツ車のドアを閉めるときのようなバスッっというような音が空振りすることがなくなり、ハイスピードな低域が体感することができるようになります。ダブルベースのメロディーラインもより明確になりリアルさもかなり向上します。もうこれ以上はないかと思っていましたが、ダブルコアをとりつけてみて驚愕でした。中高域の空気感がすさまじく、全体域が更にハイスピードになるとともに、より自然に近づきました。ダブルコアとシングルコアを比較するとシングルコアの場合は低域のパワーは相当改善されたのですが、ダブルコアにすることで全体域エネルギッシュになりました。一連の試聴結果を設計いただいた方に報告しましたところ、開発の目標と実際の試聴結果とも一致とのことです。HIOKIのハイテスターでもテストをしましたが、Q値の改善が著しいです。

180VAのコアですがACフィルター電源トランスにも使っていますが、それよりも小さいコアサイズの物と比較してどれも飛び抜けてよくなる感じです。価格は高価ですが費用対効果は180VAが一番高いと思います。

180VAのチョークを使う事で30Hz以下の低域がまともにグリップして、GS-1シングルでもダブルでも別世界が目の前で再現されます。それにもましてダブルコアで高域も含めた全体域のレスポンスが改善されて音のバランスがよくなるとこれ以上望むかって感じです。遅れない現実に限りなく近い低音、全帯域ハイスピードで濃密な空間再現はスリリングです。拙宅のオーディオルームですが、壁の薄いところでも14cm厚みのコンクリートプレートで構成されていて、結構重量があるはずなのですが1W 20Hzはヤバいです。
パルコン 防音と遮音
    • Edit

トラックバックは許可されていません。

コメントは許可されていません。