新大陸への誘い

 If it measures good, and sound bad, it is bad.
ファインメット関連
頒布先

先日ヤフオクを見ていたらmi-takeさんが0.5Wのミニワットアンプの基板を出品されているのに気がつきました。
TR+25F5S 3結シングル
増幅段がトランジスタで出力段が真空管のハイブリッドアンプです。整流方式は半波整流でヒーターはAC100Vが利用できるというものです。
回路図(mi-takeさんのサイトへのリンク)
NFBをかけないと小型の出力トランスですと出力特性がフラットにならないようですが、3結シンプルな構成です。早速落札させていただきましたが、公私共に多忙でなかなか取り組む事ができませんでした。
このキットには最低限出力トランスが必要になります。AC100Vはコンセント直結でも可能かと思いますが安全の事も考えてアイソレーショントランスは通したい物です。
手持の物をバラす事も考えたのですが、上記のサイトで説明されているNFB有りですと、周波数特性上はかなりフラットになってたので、NFBのテストなども想定してマニュアルに記載されていた東栄変成器の電源トランス Z01と出力トランス T600Zを使う事にしました。
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基板自体の組み立ては2時間もかからずに完了。最初は電源の平滑化に添付されてきた抵抗をつかいましたが、10Hのチョークに変更するとよくなるとの記載がございましたので、手持のチョークに変更しました。

ここでなぜか25F5Sの片側のヒーターの温度が上がらなくなってしまい、音がでなくなってしまいました。ヒーターは商用電源直結ですのでもし一つでも断線した場合はすべてが点灯しなくなります。しかしながらもう一方から音はでてます。導通とヒーターの抵抗値を見れば良いのですが、結果として使えていないので、すぐに追加の真空管をmi-takeさんのwebサイトで発注しました。

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半波整流でもコンデンサーインプットでしたら電圧は高めに出るんですね。以前2A3のメインのアンプで半波整流のテストをした際はチョークインプットでのテストでしたので、コンデンサーインプットの倍以上の電圧を流さないと必要なB+電圧を得る事はできませんでした。
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出力トランスが小さいですので、いくらNFBをかけて見かけ上の特性がよくなったからといって、GS-1や励磁システムに接続すると、聞くに堪えない(ファイトアンプと比較して)音質となってしまいます。しかしながら、それに見合ったスピーカー(FE87)に接続してやると、それなりの音の再生音となります。何事もバランスですね。戦闘機を旅客機のエンジンで駆動しているようなもので、セスナ機にはそれ相応のものがいいようです。