新大陸への誘い

 If it measures good, and sound bad, it is bad.
ファインメット関連
頒布先

今のTV用のシステムはPCM1704 NOS DACとYA-1の組み合わせでYoshii9がスピーカーです。
下のビデオで由井さんも3'50secあたりからおっしゃられていますが、フィードバック方式のアンプでのスピーカーの駆動はタイムドメイン的には異なる時間軸のシグナルを合成するためNGです。時間軸が崩れていては収録されている音場が正しく再現できるわけがありません。しかしながら、YA-1は振動対策が施されていて信号ラインに振動の影響が少ないように設計されていますが、アンプICで構成されているため、フィードバック式のアンプとなっています。

一般的に販売するにあたって無帰還のトランジスタアンプ賭した場合放熱対策や大型の電源などが必要となるため得策ではありません。ましてや無帰還シングルの真空管アンプがセットとされたとしても、デジタルアンプ全盛期に商品として成り立つか微妙なのではないでしょうか。

先日製作した、美武クリエイトさんの真空管アンプのキットはフィードバックを使った構成でもなしでも使う事ができますので、Yoshii9に接続して試聴してみました。
美武クリエイト 〜TR増幅 + 25F5s 3結方式〜
 IMG_7101
部品の構成はアンプの製作記事とほぼ同じ物で、異なる部分はチョークが手持のものを使用したぐらいです。記載されている測定データーNFBを使うことで周波数特性がFB無しと比較するとかなり改善されます。GS-1に接続したことがあるのですが、低域がヌケヌケで役不足感満載でしたのでFE87を接続してつかっていました。
Yoshii9に接続してまずはNFBを使った構成で試聴してみました。DACはPCM1704 NOS DACです。
IMG_7100
YA-1と比較すると低域の輪郭が弱い傾向ですが、中高域はYA-1よりもクセがなく聴きやすい印象です。ケルンコンサートの冒頭の咳払いなどもYA-1と同様判別できます。音の広がりもYA-1と同等でした。ある意味良く似た音場の形成です。Yoshii9を測定すると80Hz以下はかなり弱くなりますのでこのサイズのアウトプットトランスでも十分かもです。

次にフィードバック無しの構成にしました。明らかに奥行きが深くなり、音場もかなり拡大して臨場感がかなり良くなりました。低域もYA-1よりは弱い傾向ですが輪郭がハッキリする傾向です。

PCM1704 NOS DACの出力からTVのイヤフォン出力の比較もしましたが、TVのイヤフォン出力ではどちらも音場の構成はNOS DAC+FBなしの組み合わせよりはかなり劣りました。

音場の構成、音の明瞭度を今回私の環境で試した機器の組み合わせをまとめてみました。
 1.FB無+NOS
 2.YA-1+NOS、FB有+NOS
 3.YA-1+TV
 4.FB無+TV
 5.FB有+TV

あくまでも私の環境での感想です。