新大陸への誘い

 If it measures good, and sound bad, it is bad.
ファインメット関連
頒布先

メインアンプの段間結合コンデンサーの検討を進めています。

1. Az-Cap Blue Cactus 0.22uF
2. Amtrans AMCA 0.22uF
3. Black Matter 0.22uF
4. Mundorf M Cap Supreme 0.22uF
5. Mundorf M Cap Supreme Silver 0.22uF
6. Mundorf M Cap Supreme Silver/Gold 0.22uF

この中で3のBlack Matterをリファレンスとしています。PPという事で余分な付加音が少ないのと振動対策がしっかりしてあるので音の改造も高く正確なためです。材質がアルミの物はどうしてもそのクセが耳につく音が出てきてしまいます。銅の音質は艶っぽくて魅力的なのですが、このAMCAは100Hz前後の解像度が今ひとつですのでメインとはなりませんでした。Mundorf M Cap Supremeシリーズは価格とは反比例で素のものが一番クセが少なかったです。

今年の初めにMundorf M Cap Evo 0.22uFのテストをしていました。このEvoですが上記の物と比較すると縦横比が1に近く、大きさも前述の数分の1の大きさで振動に対しては有利な形状です。耐圧が低いため内部でパラっていないとことも有利かと思います。
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最初はこれまでの部品定数に従って0.22uFをつかってみました。
中高域はアルミらしからぬクセがなく好印象。それ以上に空間の立体再現が秀逸でした。しかしながら低域の音の立ち上がりと分離の印象があまりよくなかったため、もっぱら室内楽や器楽で試聴していました。
先日このことをS氏に相談しましたとろ、ひょっとするEvoは同じ容量なら他と比較すると損失が大きめなのかもとのことでした。そのため0.33uFを取り寄せてみました。
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予想通り低域はBlackMatter と同レベルとなり空間再現性はそのまま良い方向となりました。
この辺りもドライブするスピーカーやDACの特性に合わせて調整する必要があると思います。最終的な判断はスピーカーから出力される音の音質です。

真空管アンプは回路も音への影響も大きいですが、部品特性も非常に重要です。回路が単純なほどその一つ一つの特徴が現れます。できるだけ色づけを少なくリアルな3次元空間を2CHで再現することですので部品の吟味をこれからも続けていこうと思います。