
今週の頭からアメリカ出張という先週の金曜日に生まれて初めて痛風を踵に発症し、医者にいってなんとか歩けるように処置をしてもらい、部屋で音楽を聞いていたところ、なにげにこの基板がめにとまりました。回路は頭には入っていましたので、テスターを持ち出して導通チェックをしたところ、電源のGNDとDACや分圧ダイオードのGNDが接続されていませんでした。そのため早速ジャンパー配線をして電源を供給して各部位の電圧を確認したところ、正常な値となりました。そこで早速DAIを引っ張り出してきて配線をしました。

写真ではAK4113のDAIからRJ16を入力していますが、74HC594のシフトレジスター実装することでI2Sも受ける事ができます・
久しぶりにJ-FET IVの音を聞いたのですが、出力のカップリングの容量が小さすぎて低音が抜けてしまいました。そこでをある程度大きい値にしたところ十分な低音が再生されました。メインのトランスIVと比較すると低域がもたつくのと高域のクリアさが今ひとつですが、電源の品質にあまり左右されずにある程度の高音質でした。
このTDA1545Aですが、RJ16受けという事と出力バイアスが3V程度必要ということでであまり作例はありませんが、私が試した範囲ではおなじ方式のDACのなかではTDA1545AとTDA1310が音質が良く感じました。これはIV変換するときにバイアスを必要とする事が関係しているのかもしれません。
このJ-FET IVですが使用するJ-FETでも音はかなり変わります。以前にも記載していますが、2N5462が一番高音質でした。J-FET は費用対効果が非常に高いと思います。
この基板ですが、トランスIVでも使う事ができるので、必要な時に使っていこうと思います。