2018/11/10

AK4497 (Zishan DSD + ライントランスTLT-1010)

AK4497搭載のZishan DSDですが、USB-DACとしても使えるので非常に使いやすいです。
一応このZishan DSDのDSD再生ですが、オシロスコープで確認したところDACのAK4497へはDSDシグナルが入力されていました。しかしながらデジタルボリュームが有効ですのでDAC内部ではPCM変換されていると思います。
私にはやはり低音の遅さが気になります。オペアンプのソケット(LPFを通った後)からシグナルを取り出してそのままアンバランス出力で聴いてみたところ、音がキツめで空間も平面的で機器疲れする音質でした。
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次に差動シグナルを取り出してTLT-1010で合成出力してみました。TLT-1010はSamizu Acousticsさんのものです。
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やはりデジタルシグナルからアナログシグナルへ変換された後にファインメットトランスを通す事で、トランスの収斂作用とLPFの効果も相まって音質的にもまとまり、自然な空間が形成されました。また、低音についてもオペアンプ出力のときのような輪郭のボケもかなり解消されて総合的にみても相当な音質改善となりました。
AK4497の場合電圧出力ということもあって、負荷抵抗を取り付ける必要がないためトランスをそのまま接続する事ができるDACと接続する機器の絶縁もすることもできますので部品点数も少なく非常に手軽で効果的なチューンアップです。このトランスですがasoyaji audioさんからこれから発売となるであろうDACにも採用されています。
Zishan DSDですが筐体から出し、トランスを通して出力する構成で据え付け機器としてもいいかもしれません。

 
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