2019/02/09

試聴用DAC TDA1545A+TLT-1010Multitap Ver

DACの改造の相談をいただいたのですが、どうせならTDA1545AのファインメットトランスIVの音を聴いてもらおうという事になり、非常にマイナーなTDA1545AのDACですが、試聴機をつくってみました。
基板は、ずット前に基板を起こしたWM8805とTDA1545Aが1枚に乗ったもので、電流出力の構成でのくみ上げです。
DACとトランスIV
今回は一般的なマルチ電源をつかわれるとのことでしたので、5Vと3Vの系統の供給として、それぞれにPanasonic FC 2700uFとWIMA 1uF、ファインメットビーズBP5でπ型フィルターをつけました。
TDA1545Aを電流出力でIVをする場合は、トランスには3Vが基準電圧となります。そのためDAC側には独立してGND端子をもうけました。
この基板は抵抗IVの構成とすることもできますので、その場合はこのGND端子はつかわずにそのままつかうことができます。
さて、今回の修行の旅先の主は、先にSamizu Acousticsさんから発売されたTLT-1545Aはすでにライントランスとして構成されたものをお持ちという事ですでにライントランスとしてお使いになられているということでしたので、TLT-1010 Multitap VerをSamizu Acousticsさんからお借りしてIVステージとして使いました。このTLT-1010 Multitapですが、ESS9038などの複数出力を磁気合成する目的で開発されたものですが、1出力のDACでも4つの入力へパラで接続することでDCRを下げる事ができ、1入力の物と比較すると高音質化がはかれます。
IVについては、1次側と2次側の基準電圧を端子出しにすることで、TDA1545Aの3Vを一次側にうけて、二次側をGNDに落とせる構成としています。ライントランスとして使う場合は、1次側と2次側の基準電圧端子をつないで使う事になります。
Panel

電源の入力部にケミコンをつかったことで、ケミコンレスファイト電源と比較すると音にシビアさがなくなる方向となりますがBP5をつかったことで一般向けの電源でもある程度使えるレベルになります。

ここからのグレードアップは、もちろんTLT-1545AをつかったIV変換、ケミコンレスファイト電源ですが、この辺りはSamizu Acousticsさんがすでに準備されてますので、試聴をしていただいてからの楽しみですね。

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