2010/10/09

GS-1 高音部インシュレーターの検討

前の記事でスピーカー全体のインシュレーターについて更新しまして良好な結果が得られました。
GS-1は高音部と低音部のユニットで構成されています。高音部は低音部に乗せられたかたちになっており、結構がっしりとした足がでの設置ですので、すくなからず低音の振動の影響があるはずです。
そこで、先ほど作ったスピーカー全体用インシュレターで、真鍮釘を打ち込んだだけの物を作成しました。これを右チャンネル低音部の上に10円玉を敷いてから、インシュレーターを挿入しました。
高音
こちらも音を出すと、すうっと音が右に偏りました。
高音部の支持方法も検討をすればもっと音が良くなると思います。



GS-1用新型インシュレーター

今週の中国出張中に暖めておいた案を、帰国して早速ためしてみました。またまた自宅にある有り合わせの材料です。

これまでは、ダイソーの木のブロックにユニクロの木ネジを打ち込んだ物を使っていました。
OLD

今回使用したのは、またまたダイソーの木のブロックと。真鍮の細い釘です。
くぎ
真鍮といえば、銅と亜鉛の合金。銅が6〜7割含まれます。
この釘を木のブロックに打ち込み、曲げました。
(さすがに、曲げないとGS-1の重量に耐えきれずまがってしまいました。)
New
これを右側のチャンネルに設置しました。
GS1
GS-1の前面の1点支持の部分の写真ですが、2枚のセラミックボードの上に10円玉をしいて、その上にGS-1のインシュレーターとして設置しました。
写真をクリックして拡大していただければわかりますが、きれいにUの字の一番下の部分が10円玉と点接触しています。

この状態で、音楽をかけてみましたところ、見事に音が右側によりました。音が良くなる傾向にあったため、左側にもこの新型インシュレーターを設置しました。

ブラスの響きが加わったのか、明るめの音になったのと、更に低音が引き締まり量感がでました。スピーカーの外側にも明確に定位するようになってきました、相当の音質の改善です。

木が四角なのが気になりますので、削ったりして少なくとも逆四角錐ぐらいで支持をしたいですね。

これ結構凄い音ですね。いまのところ今までで最高かも。
2010/10/05

GS-1のインシュレーターの考察

これから書きますのは、あくまでも拙宅での環境にしかあてはまらないかもしれません。その点をご了承ください。

拙宅の床は、4mのコンクリート杭の上に置かれた15cm厚みのコンクリートの板の上に接地されてます。
□5cm人工木が25cmごとに渡されて、その上に24mmの合板が固定されてます。そこそこしっかりはしているとは思います。その上にカーペットがしいてある状態です。
ゆか

GS-1のユニットの駆動力はすさまじく、音を出す時に、前後方向にものすごい力がかかります。その力をGS-1と床との接地部が受け止めなくてはいけません。
もし、床との摩擦が0の所にGS−1を設置したら、スピーカーが前後に振動してしまい位置が定まらないのではないでしょうか。

そんなことから、GS-1を設置するところは、しっかりとした動かない床が適していると思いました。

以前は、1枚20kgのセラミックボード2枚重ねの上に、薄いステンレスの板を敷いて、そこにサイコロ木材に木ネジをねじ込んだものをインシュレーターとしてつかっていました。この時は、素晴らしく引き締まった重低音を感じることができました。ステンレスの板をしいたのは、滑りやすくして位置の変更を簡単にするためです。

その後、カーペットの上に直置きをしていましたが、どうしても低音がぼけてしまいましたし、量感もとぼしくなっとくできませんでした。きっと絨毯の上をすべっていたのでしょう。

この状態でカーペットの上に重量ブロックを乗せて、その上に設置してみましたが、重量ブロックの鳴きの影か中音域に変なこもったような音が付与されてしまいました。低域の改善もありませんでした。
block

GS-1と重量ブロックの接触面積を減らすために10円玉をはさんでみました。音は良くなった物の、やはり重量ブロックと床のカーペットですべっているのか低音は再現できませんでした。10円玉を片方に挟んだとき、音が挟んだほうに偏ってきこえました。

直接カーペットの上に乗せていては低域の改善はみられないと判断しまして、以前のように20kgのセラミックボード2枚重ねをした上に、10円玉をしき、その上に木片に木ネジをねじ込んだインシュレータをのせました。

以前はステンレスの板と木ネジの頭が滑りやすい状態でしたが、今回は10円玉を直接セラミックボードにのせたということで、10円玉の表面の凹凸で1点支持にはならないかもしれませんが滑りにくくなっていると思います。また、10円玉のセラミックボードに接触する面積が、ステンレスの板のときよりも小さくなっているので、更に滑りにくくなっていると思います。この状態で以前と同様の引き締まった低域の音を再現することができました。。
plate

このようなことから、GS-1のユニットの動作時の前後方向の力をしっかりとした剛体で受け止めてやることが、GS-1の設置のポイントの一つになると思います。
GS-1の位置が固定されていないと、ユニットが空気を押すときに、押そうと思った瞬間反作用でGS-1自身が後退してしまっているというような状況が発生してしまうのではないでしょうか。

また、GS-1を直接床に置いてしまうと、床との接触面積が大きくて床が共振し低音が出ているような感じにはなりますが、解像度がなくなってしまいます。

以上のことから勝手な考察ですが、GS-1の設置の足の部分のポイントは
1.シッカリと動かない床で接触面も滑らないようにする
2.面接触よりも点接触が望ましい。
の2点が重要だと思います。GS-1が発生する振動を、床ににがすときに、いかにその反作用をうけないようにするかも重要なポイントだと思います。

余談ですが、GS-1は高音部と低音部の2つの部分から構成されていります。高音部は3点支持となっています。そこに、麻ひもを丸めた物を挟むだけで、高音の広がりがかなり自然になります。低音部からの振動の影響が緩和されたためかと思われます。

GS-1のような大型フロアタイプのスピーカーでも、インシュレーターは必須のアイテムであることがよくわかりました。今は、ダイソーのサイコロ木材に木ネジを取り付けたもの+10円玉+セラミックボードですが、もっと他にも試してみたいと思います。なにかご提案がございましたらよろしくお願いいたします。

2010/09/12

GS-1 床からのもち上げ方変更

GS-を床から100mm程度持ち上げるのに、木のブロックをつかっていました。

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これでの持ち上げた状態の前後の張りがよわそうとの、ご指摘をいただきあました。たしかに、あれだけの駆動力をもったGS-1のマグネットが前後するわけですから、この状態では確かに心もとないです。
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ということで、木のブロックと高さはほぼ同じの耐火煉瓦に変えてみました。このレンガ、本当に重いです。サイズは100×60×230で、1個約4キロあります。
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これを前回は、前側2個、後側1個の支持を、前後の駆動源に近い後側を2個、前側を1個にしました。重量的にも、後側の方が重いです。
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現在この状態で聴いております。これだけで、低音に芯がもうひとつはいったような音に変わりました。ただ、面接触ですので、なにか音に悪い影響をあたえていると思いますので、できるだけ点接触になるように考えてみます。

このレンガは表面がすべらないので、GS-1との接触面はきっちり密着しているはずです。
2010/09/04

GS-1の床からの高さの変更

GS-1が床から高さを変えると、どのように変化するのかを見たかったので。インシュレーターになりそうなものをホームセンターで物色しておりましたところ、5cm角で高さ10cmの檜のブロックを見つけこれを6個購入ました。1個98円です(笑)
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これまでは、床に直置き、その前は30mm角の木のブロックでしたので、高さ方向が70〜100mm高くなります。

GS-1をお持ちの方でしたらわかると思うのですが、GS-1のインシュレーターの変更が一番辛い作業です。しかし、変更した後の音をききたいがばかりにいつも張り切って作業してます。

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なんとかGS-1を持ち上げて木のブロックの上に設置しました。前面2点、背面1点の3点支持です。

まず片方を乗せた状態で聴いてみました。わずかにではありますが、音が乗せた方によりましたので、音は良くなる傾向にあるようです。

汗だくになりながら両方のせて聴いてみました。低音の迫力は少なくなる物の、音がかなりリアルに。特にGaryKarrのコントラバスなどは、4弦の解放弦の音が妙に響いていたのがなくなりました。

あと、ボーカルの声もなにかすっきりとした感じなりました。直置きですと、床の振動をもろに拾ってしまって、音を濁らせているようです。床がしっかりしていないと、床も振動してしまって妙な共振をおこしてしまっているようです。床からの高さをかせぐことで、音の全体の解像度があがります。ただ、共鳴や共振で聴いていた低音がすくなくなるので、低音の迫力が弱くなるのですが実際の所は、床からの高さをある程度あげた方が本当の音を聞くことができるのではないかと思います。低音楽器の奥行き方向の位置が鮮明になりました。

これだけ解像度が高くなると部屋の反射音の対策もかなりシビアになってしまい、左右の壁の音の反射面で音の悪い所があると露骨にわかってしまいます。

GS-1から発せられる音がシビアになるだけ、要求される環境もシビアになっていくような気がします。


2010/08/14

GS-1の配線 ベル線被覆剥ぎ取った後の処理

ベル線ですが、被覆をはぎ取ったままの空中配線が一番音が良いのですが、これではいくらなんでも危険です。YA-1がいつ壊れてしまうかわかりません。
そこで、家内に布を筒状にしたものを作ってもらい、真ん中を塗ってもらい配線が2本とおるようなものを作ってもらいました。絹でとリクエストをしたのですが、高価ということで今回は綿布での制作です。それに、裸のベル線をとおして絶縁をいたしました。

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きっちりの長さに作れれば良かったのですが、多少足りなかったので、その部分にはピタット包帯を巻き付けて絶縁です。
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これで、安心です。

GS-1の配線 ベル線被覆剥ぎ取り

現在GS-1のスピーカーケーブルには0.8mmX2mベル線にアンプ側から1本20cm毎に1本につきWG 735-2が5個カシメたものをつかっています。

ただでさえ好い音なのですが、被覆をすべて剥ぎ取ると、ガン玉以上の音質向上です。低音から高音までゆとりをもって伸びています。奥行きもかなりリアルに再現されています。

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そのままではショートしてしまうので、家内にミシンを使って直径2cm×50cmの綿の布で筒をつくってもらいました。

音は広がるのですが、焦点がボケません。ベースの音も、ドラムの音もリアルです。

ショートして機器をこわしてしまう可能性がありますので、あまりおすすめできませんが、やはり被覆はないに越した事はないようです。

別物になります(^^)

2010/08/10

GS-1の配線 その後のその後

GS-1の配線ですが、2mのベル線がメインに鎮座することに決めました。

配線方法ですが、さすがは由井さん、余分なものはつけませんね。
ノーマルの配線方法が一番高音質です。2台のYA-1を使えば話はべつかもしれませんが、1台のYA-1からパラレルで、高音部と低音部に配線をすると明らかに音質が劣化してしまいました。やはりできるだけ単純なものがよいということでしょう。2本配線することで、高音低音別々にドライブするものの、ボーカルが膨らんでしまいなんか付帯音がまとわりついてしまいました。

ということで、ベル線0.8m単線、2m 鉛玉20cmごとに5個でセッティングを進めていこうと思います。また、平行して、単線で柔らかいものを更に探してみようとおもいます。

しっかしまあ、スリリングな音です。スピーカーの内振りはほとんどなしで、インシュレーターもないのにここまでのリアルさ、GS-1の真の実力の片鱗を見たような気がします。


GS-1の配線について その後

ダイソーケーブルに変更した時期と部屋の短辺にスピーカーを移動した時期がそれほど変わらなかったために、低音が弱いのはスピーカーを置く位置に起因しているとばかり思っていました。先日、部屋の中を自由に動かせるように、GS-1を床に直置きにして部屋の中を移動させてみましたが、思ったような低音を得ることができませんでした。

昨日までに、以前使っていたLANケーブルを使うことで、以前聴いていたような低音がよみがえりました。

これはやはり、ケーブルの抵抗に起因するところが大きいように感じます。というのはダイソーケーブルを空中配線状態で2m 抵抗値0.85Ωにしてみましたが、低音域の再生は改善されませんでした。

より音を良くするためには、ケーブルの抵抗値を低くすることが第一条件で、それとともに制振対策を完璧にしなければいけないことを再認識いたしました。

硬いケーブル<軟らかいケーブル
複線<単線
抵抗高い<抵抗低い

ということがGS-1を良い音でならすための条件ではないでしょうか。

今回、M-2000さんのおすすめもあって、再度ベル線をつかってみました。GS-1購入当初にも使ったことがありますが、解像度がいまひとつですぐにLANケーブルやモジュラーケーブルのような更に細い線へトライの方向を変えてしまいました。

2本×10mで300円で、ダイソーケーブル並みの安さです。
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これに、聴診器をつかいながら音が消えるまで鉛をカシメてみました。YA-1側から20cmきざみに1本につき5ヶの鉛玉をカシメました。最初の2ヶは735-2あとの3ヶはガン玉6Bです。
Untitled
これを4本作成しGS-1の高音部と低音部別々に取り付けました。

抵抗値は1本あたり0.07Ωですが、片チャンネルに2本つかってますので、0.03Ωになります。プラスマイナス合わせても0.06Ωこれなら無視できるんじゃないでしょうか。

高音の伸び、低音の質と張り、解像度、雰囲気の再生ともに非の打ち所なし。これまでで最高の音です。


しばらくこのケーブルとつきあってみることにします。

2010/08/08

GS-1スピーカー配線について

GS-1の配置替えをしてごそごそやっていましたが今ひとつ低音がでてこない。
低音側のケーブルをライカル線にしたところ、驚くほどの低音が再生されました。以前はこの量の低音を聴いていたのでしょう。ただ以前使っていた時と同じ傾向で、低音楽器の輪郭が少しぼけてフォーカスが甘くなる傾向がありました。

以前、調子に乗って80μmのスピーカーケーブルを作ってGS-1をならしたことがあります。このときですが、遠くで音がなっているような感じになり、低音が全くでませんでした。YA-1は強力なアクセルとブレーキでGS-1を駆動するために、途中のケーブルに抵抗があると回生作用が働いて駆動力が緩和されてしまいアクセルとブレーキが緩慢になります。車のブレーキで言う所の、ブレーキホースが圧力に耐えきれずに膨らんでしまうような状態じゃないでしょうか。

以前ライカル線よりLANケーブルの方が音質的に良かったことを思い出し、早速低音部にLANケーブルを接続してみました。
低音も十分引き締まって、ティンパニをたたいた瞬間のはじける音や、パイプオルガンの地を這う重低音などもくっきり再生されるようになってきました。
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この状態で試聴をしているときにtwitterで由井さんからコメントをいただきました。

「GS-1は逆起電力は桁ちがい。部屋の位置でも変わる.勉強を」

ここでtadさんのblogの内容が頭をよぎりました。〜感覚の不確かさ

まずは基本に戻り、GS-1のユニットを十分に駆動できるケーブルにするのが先決でその次に振動対策をしようと思いました。

現状ではダイソーケーブルよりも抵抗値の低いLANケーブルのみでのドライブとしてます。
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参考までに各ケーブルの3mの長さのときの抵抗値です。実際はプラス側とマイナス側にケーブルがありますので回路的には2倍の値となります。

ライカル線 0.08mmx40本:0.25Ω
ダイソー  0.08mmx8本  :1.27Ω
LAN           0.20mmx7本  :0.23Ω


細いケーブルの方が振動対策はやりやすいし、軟らかいケーブルノ方が振動が治まりやすい。ライカルとLANでLANの方が高音質なのは、芯線の本数が少ないので、振動モードが単純なせいかもしれません。

単線で軟らかい線ってないですかね。